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谷原秀人新選手会長が掲げる“一致団結”と“ファンへのアピール” | ゴルフのポータルサイトALBA.Net

43歳の新選手会長が考える「今後の選手会」(撮影:上山敬太)

2022年ジャパンゴルフツアー選手会の会長に谷原秀人が就任。「理事の方から任命していただき、会長をやらせていただくことになりました。選手会長をやるのは初めてなのでどのように作っていけるか。みんなと協力し合っていければと思ってます」とメディアに向けあいさつした。

ファンに挨拶する谷原秀人

この後には質疑応答も行われたが、谷原が何度も口にしたのがこの「協力」、「全員」、「一致団結」といった言葉たち。例えば『選手会長の職務とプレーの両立』について聞かれても「あまり気にしていません。一致団結できているのでゴルフに関して不安はありません」とさらりと言ってのける。

今回『広報委員長』(小田孔明)、『ファンプロジェクト委員長』(中西直人)、『ジュニアゴルフ委員長』(時松隆光)と理事会のなかに3つの委員会を設置。それぞれ長を置いているが、これもあくまで代表者という位置づけだ。

ファンプロジェクトについて「代表という形では中西くんだけど、YouTubeやSNSはいろいろな選手に助けをもらいながら選手全員で盛り上げていきたい」と谷原が言及すれば、時松も「今回3つの委員会ができましたが前回と変わらず誰かが、ではなくチームでやっていきます」と話す。責任者を置きつつも、枠ごとにやるのではなく、理事全員が動くことを理想としている。

一致団結してのアピールで大切にしていきたいのが、3つの委員会名を見ても分かるように「ファン」だ。会長になる前から優勝インタビューなどでたびたびファンへの感謝を口にしてきたが、選手会の方針について聞かれると、「ファンの方々をどういう風に取り入れていけるかなどを考え、(男子ゴルフが)面白いことをみなさんに伝えていきたい」と改めて支えてくれている人たちへ何ができるかを模索する方針を明かした。

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