大谷翔平の圧倒的な“仕事量”は「活躍以上に驚かされる」! 米サイトが光を当てる「今世紀最多」の“1172”とは?
リアル二刀流として過酷なフルシーズンを戦い抜き、日本人初の満票MVPに輝いた大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)。その圧倒的な“仕事量”を現地メディアがクローズアップしている。
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現地時間12月28日、米スポーツ・ポップカルチャーサイト『The Ringer』は「2021年で好きなスポーツ・モーメント42選」と銘打った特集を掲載。今年のスポーツ界における印象に残った場面を振り返り、その中で大谷の投打にわたる活躍にクローズアップしている。
渡米4年目にして、大谷が最高のシーズンを送ったのは周知のとおりだ。投手として23試合に先発し、9勝2敗、防御率3.18、156奪三振をマーク。さらに、打者としても打率.257、出塁率.372、長打率.592、OPS.965、46本塁打、100打点、26盗塁という異次元ぶりで、一躍“スポーツ界の顔”となった。
記事を作成した同サイトのベン・リンドバーグ記者は、大谷が見せつけた出色のパフォーマンスについて「エンジェルスの放送をワンマンショーに変えてしまった」と表現。満票MVPから1か月以上が経った現在、その内容を振り返ると「どれだけ活躍したかという以上に、どれだけプレーしたかに驚かされる」という。
そして、驚異的な“タフさ”を裏付ける数字として紹介されているのが、登板数と打者数を合わせた「1172」というシーズンを通した出場回数だ。同サイトによれば、今世紀においてリバン・ヘルナンデス(2005年)が記録した1162を上回って最多であり、さらに遡っても上に3選手しかいない偉業だという。
メジャーリーグの常識を打ち破る記録を次々と打ち立てた大谷。来季以降のさらなる活躍にも期待は高まるばかりだ。
構成●THE DIGEST編集部
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