サッカーは何人で行うスポーツ?ベンチに座る選手の人数や交代可能人数などを解説!
サッカーというスポーツに詳しくない人からすると、「サッカーってたくさん選手がグラウンド内にいるけど1チーム何人なの?」と疑問に思ったりもすることでしょう。
さらに、「最近子供のサッカーの試合を観に行ったけど、大人のサッカーよりも人数が少ないように感じた」というケースもあるはずです。
実はサッカーは子供から大人まで全く同じルールで行われているわけではありません。
そういった違いを知ることができると、楽しく観戦できるようになるはずです。
この記事では、そんな「サッカーは何人で行うスポーツなのか?」「ベンチに座る選手の人数や交代可能人数は?」といった疑問について解説していきたいと思います。
サッカーは何人で行うスポーツなのか?
結論から先に言えば、サッカーは基本的に「11人制」のスポーツです。
ペナルティーエリア内であれば手を使ってプレーできる「ゴールキーパー」を除く10人は手以外の部位(主に足)を使って相手のゴールにボールを入れたり、自分たちのゴールに入れられないように守ったりします。
しかし、「基本的に」と言ったのは、年代によって11人制ではないケースがあるからです。
詳しく解説していきましょう。
中学生以降は11人制
中学生以上の練習試合や大会では、11人制となっています。
11人制の場合には、フィールドの大きさもかなり広くなります。
オリンピックやワールドカップといった大きな大会の場合は、「105メートル×68メートル」という大きさに定められています。
フィールドのサイズは、縦90~120メートル、横50~90メートルとかなりサイズに違いがあるのですが、大抵は「105メートル×68メートル」に近い大きさで行われます。
小学生年代は8人制
小学生年代の場合は、11人制ではなく8人制の練習試合や大会が主流となっています。
このルールは、「子供達のボールに関わる時間を増やす(すなわちプレー回数を増やす)」という目的で2011年から導入されました。
8人制になったことで、より子供たちの実践経験は大幅に増え、現在の日本サッカーの発展に大きく影響を及ぼしたと言えるでしょう。
フィールドのサイズは、「縦68メートル、横50メートル」という大きさです。
稀に11人制の試合も行われますが、その際は「縦80メートル、横50メートル」となります。
ベンチに座る選手の人数や交代可能人数
常にフィールド内には11人(小学生年代は8人)が出場するわけですが、これ以外にベンチに座るサブのメンバーが存在します。
ベンチ入りできるメンバーの人数は、その大会ごとに違います。
例えば、高校サッカーでは9人ベンチ入りすることができます。
ワールドカップなどの国際大会では、7人がベンチ入りできます。
Jリーグでも同じく7人の交代人数となっています。
交代可能人数は?
サッカーでは、交代できる人数があらかじめ決められています。
バスケットなどでは、頻繁に純樹が入れ替わりますが、サッカーの場合には人数が決められていますし、一度後退して退いた選手は再びその試合には出場できなくなります。
試合中に交代できる人数は、長らく「3人」でしたが、現在は世界各国の大会で「5人」に変更されてきています。
これは、コロナ禍による影響で一時的に導入された制度だったのですが、今後は正式な競技規則として「5人制」が主流となっていくはずです。
小学生年代は
小学生年代については、ベンチ人数が8人となっています。
中学生以上の年代との大きな違いは、「1度交代し退いた選手も再度出場することができる」という点です。
他にも、レッドカードや2枚のイエローカードで退場者が出たとしても、選手を補充することができ、8人対8人で戦うことができるというのもジュニアサッカーの特徴です。
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