ザンダー・シャウフェレが米国三菱の新ブランド『カイリ ホワイト』へ一新
ずっとGD製だったシャウフェレが、米国三菱の新ブランド『Kai’li White』へ一新!(撮影:GettyImages)
タイガー・ウッズがホストを務める非公式試合「ヒーロー・ワールドチャレンジ」が開幕。初日2アンダーの13位発進だったのは、今大会からウッドシャフトを米国三菱の新ブランド『カイリ ホワイト』へ“一新”した、東京五輪金メダリストのザンダー・シャウフェレ(米国)だ。
▶▶▶三菱はなぜ【元調子ばかり】なのか。一般層に使いこなせるのか?
キャリアのほとんどが[キャロウェイ]()ツアー担当が明かす。「シャフトの変更は過去18ヶ月の間にザンダーが得た力強さに対応するもの。彼はヘッドスピードを4mph(1.788m/s)以上向上させ、現在は119〜120mph(53.64m/s)の範囲で推移しており、ボールスピードは180台前半から半ば(約82.2m/s)になっています」。
これまで1Wに『ツアーAD BB-7X』、3Wに『同DI-7TX』、7Wに『同DI-9X』を使用してきたが、スピードアップによって先端と中間部により安定を必要とした。結果、『カイリ ホワイト』の70TXを1Wと3Wに、90TXを7Wに置き換え。新ブランド『カイリ』とは、どんなシャフトなのか、米国三菱の説明はこうだ。
「Kai’liシリーズは、三菱の超低樹脂含量プリプレグ(S.L.R.C.)をシャフトのフィーリングに最も影響する部分であるトルクコアに採用。樹脂量を減らして炭素繊維の量を増やすことで、ゴルファーの手に伝わる周波数特性を飛躍的に向上させ、ローローンチでは得られないレスポンスの良いスムーズな打感を実現しました。
すべてのフレックスに三菱独自の先端素材MR70とS.L.R.C.プリプレグで強化された超高強度チップを搭載。S.L.R.C.繊維は45°に特別に配して先端の強度を高め、トルクを低減。Kai’li Whiteは現代のパワーゲームに理想的な、低トルク・低ローンチのプロフィールを提供します」(米国三菱広報)
なお、シャウフェレの使用ヘッドに変更はなく、1Wと3Wがキャロウェイ『EPIC SPEED◆◆◆』、7Wが『MAVRIK SubZero』となっている。
Follow @ssn_supersports