「この試合が自分のスタートライン」最強アマ・中島啓太が最高峰の舞台で感じた楽しさと厳しさ | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 松山英樹 -23 2 R・ヘンリー -23 3 K・キスナー -19 S・パワー -19 5 M・トンプソン -18 L・グローバー -18 7 M・クーチャー -17 R・ノックス -17 K・ミッチェル -17 A・スベンソン -17 順位の続きを見る
中島啓太は4日間を終えて何を思った?(撮影:GettyImages)
<ソニー・オープン・イン・ハワイ 最終日◇16日◇ワイアラエCC(米ハワイ州)◇7044ヤード・パー70>
世界アマチュアランキング1位の実力者は、笑顔で2022年最初の戦いを終えた。中島啓太(日体大3年)は最終日は5バーディ・2ボギーの「67」の3つ伸ばしてトータル10アンダー・41位タイでフィニッシュした。
5位タイで決勝ラウンドにコマを進めながらも3日目に「72」と大きく後退。それだけに「昨日は感じたことがないくらい悔しい思いをした。今日はしっかり自分と向き合えるように、とにかく集中してスタートして行った」と気合いを入れてティオフ。言葉通り出だしの1番でバーディを先行させると、後半では圧巻の4バーディ。悔しさを力に変える、並大抵のアマチュアではないところを見せつけた。
終わってみて感じるのは「楽しさ」が一番。「自分にできることだけをやろうと思っていたんですけど、まさか予選を通過できて、こんなに楽しく大会を終われることができるとは思っていなかったし、楽しかった。ワクワクしてプレーできました」。世界への思いはさらに増した。「前から思っていたんですけど、この試合でさらに後押ししてくれた感じがしますし、もっともっと強くなりたい」と力強く語った。
とはいえ、世界最高峰の舞台は甘いことばかりでもない。「心技体ともに強くならないと戦えないところ。もっともっと自分の基準を高めて行かないと通用しない場所だと思う」と足りないこともまだまだあった。
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