2019年に続き、2度目のツアーファイナル制覇を狙う菊地りお（撮影：福田文平）
＜最終戦 マイナビネクストヒロインゴルフツアーファイナル(1日競技)◇19日◇石坂ゴルフ倶楽部（埼玉県）◇6,390ヤード・パー72◇賞金総額1,000万円＞
JLPGAプロテスト合格を目指す選手たちが経験を積む場を提供する年間ツアーとして、2019年より開催されている『マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー（共催：株式会社マイナビ、グローバルゴルフメディアグループ株式会社、GOLF Net TV株式会社）』。3年目となる2021年シーズンは、ここまで10試合を開催し、ツアー最終戦となる『マイナビ ネクストヒロインゴルフツアーファイナル』が11月19日（金）に埼玉県の石坂ゴルフ倶楽部で開催される。
毎試合の結果におうじて付与される『マイナビポイント』のランキング上位30名が出場権を得るツアーファイナル2021の優勝賞金は500万円。2020年シーズンは新型コロナウイルス感染拡大の影響により、1試合のみの開催となったため、ツアーファイナルは開催されなかったが、初年度の2019年シーズンは30名の選手が優勝賞金300万円をかけて熱戦を繰り広げた。
ツアーファイナル2019で賞金300万円を勝ち取ったのは、栃木県出身、2000年生まれの菊地りお。2021年シーズンも再びツアーファイナルの切符を手にしている。
「前回はギリギリでの出場で、優勝を含めて幸運だったと思います。応援してくれた方々のおかげで勝利を挙げることができました。その年は日本のプロテストは受けずに、アメリカのQTにチャレンジしていたので、経費の面でも優勝賞金は大きかったですね。アマチュア資格を外して、出場できる試合が少ないなかで、マイナビネクストヒロインのような試合があったことには感謝しかないです」。
JLPGA会員入りを目指す立場の菊地。2020年度および2021年度プロテストはともに2次予選で敗退となったが、「春に開催されたテストは、初受験で緊張した部分がありましたが、秋のテストでは実力不足や調整不足を痛感しました。ですが、試合に対するモチベーションの持っていきかたなど、より意識できるようになったと思います」と、今後に向けて収穫を得たという。
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