猛暑で倒れたボールガールを救助!全豪OPでスター選手が見せた“紳士的な振る舞い”が話題「拍手を送る!」
現地時間1月17日から始まったテニスの全豪オープン。連日激闘が繰り広げるなかで、男子シングルス初戦で起きたアクシデントが脚光を浴びている。
事件が起きたのは、フェデリコ・デルボニス(アルゼンチン)とペドロ・マルティネス(スペイン)の試合、第1セットのタイブレーク8ー9と緊迫した場面だった。突然、デルボニスの後ろに立っていたはずのボールガールが倒れたのだ。
このとき、すぐさま異変を察知したデルボニスは救助へ急行。一方のマルティネスも対面のコートで起きている緊急事態に気付くと、自分のことなどそっちのけで倒れた少女のもとへ全力疾走。酷暑の影響で倒れてしまった少女の救助にあたった。
両雄の紳士的な振る舞いには各国メディアから賛辞が相次いでいる。同大会を中継するオーストラリア放送局『Nine's Wide World of Sports』はTwitterの公式アカウントは、「デルボニスとマルティネスに拍手を送る。あまりの暑さに倒れたボールキッドを助けることに躊躇しなかった」と、その様子の動画をつけて伝えた。
さらにイギリスの専門誌『Tennis head』は、「ATPスターが全豪OPのボールキッドを素早く助けた」と報じ、同国のタブロイド紙『Daily Express』は「選手たちは重要な局面にも関わらず、彼女が医師の診断を受ける間、彼女と一緒にいた」と伝えた。
なお、試合はマルティネスが7-6(15)、3-6、6-4、6-2で勝利。まだ始まったばかりのこの大会。一流選手のプレーはさることながら、コート外の振る舞いにも注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】現地放送局も称賛!緊迫した場面もアクシデントに対応する選手の様子をチェック
【PHOTO】連覇へ好発進!全豪OPで躍動する大坂なおみの厳選ショット!
Follow @ssn_supersports