「風のラウンドを楽しみにしていた」 石川遼は最大瞬間風速17.6mを感じさせないゴルフで3位浮上 | ゴルフのポータルサイトALBA.Net
リーダーボード
Pos 選手名 Sco 1 大槻智春 -16 2 S・ノリス -12 3 石川遼 -11 内藤寛太郎 -11 亀代順哉 -11 6 T・ペク -10 7 張棟圭 -9 A・キュー -9 比嘉一貴 -9 10 市原弘大 -8 順位の続きを見る
風にもしっかり対応 石川遼が猛チャージ(撮影:福田文平)
<ゴルフパートナー PRO-AM トーナメント 2日目◇21日◇取手国際ゴルフ倶楽部(茨城県)◇東コース(6804ヤード・パー70)、西コース(6531ヤード・パー70)>
石川遼は初日、コーライグリーンの西コースを回って4アンダー・25位タイ。2日目はときおり雨が降る中、ベントグリーンの東コースをラウンドした。最大瞬間風速17.6m/sを記録する強風でショットコントロールに苦しむ選手が多かったが、石川は風を感じさせないゴルフで、この日のベストスコアタイとなる「63」をマーク。トータル11アンダーまで伸ばし、3位タイに浮上した。
「風のラウンドを楽しみにしていた」という石川。「ドライバーはノーマルの打ち方をしていましたけど、基本的には低い真っすぐか、低めのドローで常に狙っていった。オフに練習してきているショットだったので、本当にきょうはいいテストだった」と振り返った。
象徴的だったのがアゲンストの風となった428ヤードの5番ホール。ドライバーでフェアウェイセンターをとらえると、セカンドショットは残り140ヤード。最初に8番アイアンを持っていた石川は7番アイアンに持ち替えると、ハーフショットで低くコントロールされたボールはピン手前70センチにつけてバーディを奪った。
「140ヤードの距離でも8番アイアンで思いっ切り打って170ヤード打たないとピンまで届かなかったと思う。それを7番で150ヤード打つ感じですごく軽く打って、風の影響を受けないようにしました。日頃からアイアンの距離感を自分なりに考えながらやっているので、そこはすごく良かった」という会心のショットだった。
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