
2017年8月31日の埼玉スタジアム2002。日本がワールドカップアジア予選でオーストラリアに勝利し、翌年のロシアワールドカップ行きを決めた試合です。
この試合では後半にピッチからスタンドにポジションを移動して、喜びの瞬間を上から狙っていました。ピッチレベルで狙っていると、他の人と同じ感じの写真になってしまうと考えて、上からちょっと象徴的な1枚を撮りたいなと思っていたんです。
勝利の瞬間、ピッチのほうを見ていたヴァイッド・ハリルホジッチ監督が、ベンチのほうに振り向いて両手を上げました。
ベンチにいた選手たちやコーチングスタッフも、一斉に手を上げています。
そしてスタンドの観客も立ち上がって両手を上げています。
それらをうまく1枚に収めることができました。1枚撮るのにいろいろ考えて撮った写真です。
岸本勉(きしもと・つとむ)1969年生まれ、東京都出身。
10年余りスタッフフォトグラファーとして様々な国内外のスポーツイベントを撮影。2003年に独立、「PICSPORT(ピクスポルト)」を設立。良くも悪くも人の記憶に残る写真を撮ることを心がけている。オリンピックは夏季冬季合わせて17大会、FIFAワールドカップは7大会、ほか国内外問わず様々なスポーツイベントを取材。国際スポーツプレス協会会員(A.I.P.S.)/日本スポーツプレス協会会員(A.J.P.S.)
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