
佐野航大(写真:アフロ)
怪我人が続出する状況が続いている日本代表だが、バイエルンの伊藤洋輝が完全復帰しクリスタル・パレスの鎌田大地が2月8日のブライトン戦で復帰するなど明るい兆しが見え始めている。
しかし、左膝前十字靱帯断裂の大怪我を負ったモナコの南野拓実は北中米W杯に間に合わない可能性が高いなど、明らかにシャドーのポジションでは代わりとなる戦力が必要となっている。
また、リーズで出場機会が激減している田中碧やシーズンを通してほとんど出場機会が与えられていないリヴァプールの遠藤航など、ボランチに関しても不安感が大きい。
そういった意味では、シャドーの鈴木唯人とボランチの佐野航大という新たな戦力を3月シリーズで加える選択肢を本格的に考慮すべきだといえるだろう。
鈴木唯人と佐野航大が日本代表に「勢い」をもたらす
フランス、デンマークを経て今季よりドイツブンデスリーガでプレーしている鈴木唯人だが、フライブルクでも一定以上の出場機会を掴んでいる。
今季公式戦4得点5アシストと結果も残しており、欧州5大リーグでもその攻撃力が通用することを証明している。
代表キャップも4試合経験しており、このタイミングであればしっかりとその実力を発揮できるはずだ。
もしも3月シリーズ(3月28日のスコットランド戦、同31日のイングランド戦)で存在感を放てるならば、南野拓実の代わりとなる選手としてW杯本番も期待できるだろう。
そして、ボランチでは佐野航大をテストすべきではないか。
代表キャップはまだ1試合のみと経験値では現在の主力ボランチに劣るが、「勢い」は圧倒的に佐野に分がある。
アヤックスやプレミアリーグのノッティンガム・フォレストからオファーが来るなど、欧州でもその存在感は高まっている。
実兄の佐野海舟はすでに日本代表のボランチで最も高い序列と言っても過言ではないが、弟の航大も兄と同様にインテンシティが高く、判断力、テクニックにも秀でている。
パスセンスも備わっているため、田中碧のライバルとなりえる存在となる。
イングランド戦はベストメンバーに近い形で試合に臨む可能性が高いため佐野航大に出番はないだろうが、スコットランド戦でスタメン起用し最終テストしてみるのも良いのではないか。
22歳という年齢を踏まえれば、北中米W杯の経験が未来の日本代表にも活きるはずだ。
そして佐野航大はユーティリティさもあり、ボランチだけでなくシャドーやWBとしても戦力として計算できる。
複数のポジションでプレーできるという面でも、日本代表にとって大きなポイントであるといえるだろう。
果たして森保監督は鈴木唯人と佐野航大を3月シリーズに少輔するのか、今後の動向に注目だ。
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