
<ミラノ・コルティナ五輪2026 日程:2026/2/6 ~ 2/22 場所: ミラノ、 コルティナ・ダンペッツォほか>
2月6日から、ミラノ・コルティナ五輪2026が開幕する。
今大会、ショートトラック日本代表には北京五輪でメダルを獲得した平野歩夢や竹内智香ら日本のトップ選手が選出されている。
本記事では、そんなミラノ・コルティナ五輪2026ショートトラック日本代表選手を紹介する。
岩佐 暖(いわさ だん)
2026年ミラノ・コルティナ五輪のショートトラックにおいて、30歳という脂の乗った年齢で初の夢舞台へと挑むのが岩佐暖である。神奈川県相模原市出身。5歳からスケートを始め、ジュニア時代から世界を舞台に活躍してきた実力者が、幾多の選考の壁を乗り越え、ついに「オリンピアン」の称号を手にした。
岩佐の最大の武器は、1500mなどの長距離種目で見せる、状況を冷静に見極める判断力と勝負どころでの爆発的なスピードにある。2021年の全日本選手権で総合優勝を飾り、国内屈指の技術を証明。その後も、きらぼし銀行の「アスリート行員」として、業務と競技を両立させながら研鑽を積んできた。
「支えてくれた方々に結果で恩返ししたい」と語る彼は、個人種目はもちろん、日本がメダルを狙う男子5000mリレーにおいても、その豊富な経験と戦略眼でチームを牽引する重要な役割を担う。遅咲きの新星が、長年磨き上げた「氷上のチェス」とも呼ばれる巧みな駆け引きを武器に、ミラノのリンクで世界の強豪を翻弄する。
吉永 一貴(よしなが かずき)
2026年ミラノ・コルティナ五輪において、ショートトラック日本男子の絶対的なエースとして、そしてチームの精神的支柱として3大会連続の夢舞台に挑むのが吉永一貴である。
愛知県出身の26歳。高校1年生の時に全日本選手権を史上最年少で制し、2016年ユース五輪では銀メダルを獲得。早くから「天才」として注目を集め、2018年平昌、2022年北京と、常に日本代表の先頭を走り続けてきた。
吉永の最大の武器は、世界トップクラスの最高速度と、1500mでも勝ち切れる持久力を兼ね備えた「爆発力」にある。トヨタ自動車の社員として業務と競技を両立させる傍ら、本場・韓国への武者修行で培った強靭なフィジカルと、目まぐるしく順位が入れ替わる中で一瞬の隙を突く戦術眼は、世界でも高く評価されている。
「3度目の正直で、今度こそメダルを掴み取りたい」と語る今大会。これまでの五輪では個人種目で入賞争いに食い込みながらも、メダルにはあと一歩届かなかった。成熟期を迎えた日本のエースが、培ってきた経験のすべてをミラノの氷上にぶつけ、悲願の表彰台、そして日本男子リレーのメダル獲得を狙う。
渡邉 碧(わたなべ あおい)

写真:渡邉碧/提供:西村尚己/アフロスポーツ
2026年ミラノ・コルティナ五輪のショートトラック女子日本代表において、爆発的なスピードと粘り強い滑りを武器に、初の大舞台へと挑むのが渡邉碧だ。
兄・渡邉瑠選手の影響で競技を始め、ジュニア時代から頭角を現すと、高校時代には世界ジュニア選手権の3000mリレーで銅メダルを獲得するなど、早くから国際舞台を経験。武蔵野高校卒業後の2018年にトヨタ自動車へ入社し、社会人となってからも全日本選手権で総合3位に入るなど、国内トップクラスの実力を維持し続けてきた。
渡邉の真骨頂は、スタミナを活かした積極的なレース展開にある。自ら先行してレースを支配し、最後までスピードを落とさずに引き切る「タフさ」は、混戦が予想されるリレー種目において非常に心強い武器となる。2025年12月の代表選考会でも、得意の長距離種目だけでなく短距離でも表彰台に上がるなど、オールラウンダーとしての成長を証明し、悲願の五輪内定を勝ち取った。
「自分の滑りでショートトラック界を盛り上げたい」と語る26歳。今大会では個人種目に加え、今シーズンのワールドツアーでメダルを獲得している女子3000mリレーの主軸としても期待がかかる。夢にまで見た五輪の舞台で、自慢のスタミナとスピードを爆発させ、世界の強豪を相手に表彰台を狙う。
長森 遥南(ながもり はるな)
2026年ミラノ・コルティナ五輪ショートトラック日本女子の新たなエースとして、初の大舞台に挑むのが長森遥南である。
兵庫県出身の23歳。2025年3月に関西学院大学を卒業後、洋菓子「アンリ・シャルパンティエ」を展開するシュゼット・ホールディングスに正社員として入社した。同社の氷上競技部に所属し、「世界最速のパティシエ(社員)」として注目を集めている。
長森の最大の持ち味は、短距離から長距離までをこなす高い汎用性と、ここ一番での勝負強さだ。2025年12月の全日本選手権では、女子500m、1000m、1500mの3種目すべてで優勝。実に18大会ぶりとなる「3冠」という圧倒的な成績で、逆転での五輪切符をもぎ取った。
「支えてくれた方々に結果で恩返ししたい」と語る彼女は、個人種目での入賞はもちろん、メダル獲得が期待される女子3000mリレーにおいても中心メンバーとしての役割を担う。ミラノの地で、華やかな洋菓子のように人々の心を動かす鮮やかな滑りを披露することが期待されている。
2026年ミラノ・コルティナオリンピック ショートトラック日本代表
男子
吉永 一貴(よしなが かずき)
宮田 将吾(みやた しょうご)
渡邊 啓太(わたなべ けいた)
岩佐 暖(いわさ だん)
女子
平井 亜実(ひらい あみ)
中島 未莉(なかしま みれい)
金井 莉佳(かない りか)
渡邉 碧(わたなべ あおい)
長森 遥南(ながもり はるな)
2026年ミラノ・コルティナオリンピック ショートトラック競技日程
2月10日(火)
18:30〜:女子 500m 予選
19:10〜:男子 1000m 予選
19:59〜:混合団体リレー 準々決勝~決勝
2月12日(木)
28:15〜:女子 500m 準々決勝〜決勝
28:28〜:男子 1000m 決勝
2月14日(土)
28:15〜:男子 1500m 準々決勝〜決勝
29:01〜:女子 1000m ヒート
30:05〜:女子 3000mリレー 準決勝
2月16日(月)
19:00〜:女子 1000m 準々決勝〜決勝
19:17〜:男子 500m ヒート
20:06〜:男子 5000mリレー 準決勝
2月18日(水)
28:15〜:男子 500m 準々決勝〜決勝
28:51〜:女子 3000mリレー 決勝
2月20日(金)
28:15〜:女子 1500m 準々決勝〜決勝
29:18〜:男子 5000mリレー 決勝
※いずれも日本時間
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