
写真:ヴィニシウス(AP/アフロ)
1月12日、レアル・マドリードはシャビ・アロンソ監督が退任したと発表した。
解任ではなく双方合意による退任という形だが、成績不振が大きなきっかけであるのは間違いない。
後任監督はこれまでBチームを率いていたアルバロ・アルベロア氏が務める。
バルサとのカップ戦決勝敗北が監督交代の決め手に
レバークーゼンを率い無敗優勝(王者バイエルンの12連覇を阻止)を果たしたシャビ・アロンソだったが、世界一のクラブで結果を残すことはできなかった。
ラ・リーガではバルセロナに次ぐ2位、CLでは36チーム中7位とまずまずの位置につけているが、「世界王者レアル」からすると物足りない成績となる。
スペインスーパーカップ決勝でバルサに敗れたことによりクラブ上層部は監督交代を決断することとなった。
監督就任後約半年での退任であるため、「もう少し時間を与えるべきでは?」といった声が多いのも事実だが、クラブの主力であるヴィニシウス・ジュニオールを筆頭にキリアン・エムバペ、ジュード・ベリンガム、フェデリコ・バルベルデなどとの関係も悪化しているとされるため、傷が大きくなる前にクラブが早めの決断を下したといったところだろう。
選手ファースト過ぎるレアルは時代に逆行したサッカーに戻るのか
シャビ・アロンソ監督は規律とハイレベルな戦術をレアルにも持ち込もうとしたが、残念ながら浸透させる前にクラブを離れることになった。
これはクラブ側がヴィニシウスやエムバペといった選手を第一に考えたとも言い換えられる。
後任のアルベロアも規律を重んじる監督ではあるものの、シャビ・アロンソの失敗を繰り返さないためにもしばらくは手綱を緩めながら指揮するはずだ。
つまりそれは守備を苦手とするヴィニシウスやエムバペが攻撃により比重を置けるようになるということ。
一見すると期待感が高まるが、現代サッカーのトレンドとはかけ離れたサッカーとなるのは間違いない。
昨季CLを制したパリ・サンジェルマンやアーセナル、バイエルン、マンチェスター・シティ、バルセロナといったメガクラブを相手に時代に逆行したサッカーで挑むことになるわけだ。
果たしてレアルは圧倒的な個が輝き現代サッカーを象徴するクラブを屈服させていくのか。
はたまたラ・リーガやCL、国王杯といったタイトルを逃し規律重視のサッカーの重要性を再認識することになるのか。
監督交代後のレアルに注目だ。
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