
高井幸大(写真:長田洋平/アフロスポーツ)
1月2日、ブンデスリーガのボルシアMGがプレミアリーグのトッテナムに所属する高井幸大(21)を期限付き移籍で獲得したと発表した。
背番号は「14」で、契約期間は2026年6月30日までとなる。
怪我や選手層の厚さなどによってトッテナムでの出場機会がなかった高井にとって、北中米W杯のメンバーに選ばれるための最善の選択となる可能性がある。
数ある選択肢の中で最高の選択をした高井
2024年のJリーグベストヤングプレーヤー賞を受賞するなど日本で圧倒的な存在感を見せた高井が選んだ欧州の移籍先は、プレミアリーグの強豪トッテナムだった。
この選択には、「選手層が厚く出場機会がほぼないのでは?」といった意見も多かった。
その確かな実力とポテンシャルの高さゆえに、「もしかしたらある程度プレー機会がもらえるのでは?」といった期待もあったが、やはりプレミアリーグ強豪の壁は厚かった。
移籍間もなく足底筋膜炎を発症し離脱すると、復帰後もCBの5番手以下という立ち位置は変わらず。
19歳~23歳の若手期間はとにかく実戦経験を積むことが重要となるが、冬にレンタル移籍しなければ間違いなくほとんどトップチームでのプレー機会はなかっただろう。
そういった意味でボルシアMGへのレンタル移籍は正解だといえる。
ブンデスリーガはプレミアリーグ程プレーが激しくなく、レベルも1つ落ちるため高井も実戦経験を積みやすいはずだ。
ボルシアMGは日本代表の板倉滉が移籍してからCBの層が薄くなっているため、一定以上のプレー時間が確保できる。
そして同じ日本人選手である町野修斗が所属していることもポジティブなポイントだといえるだろう。
言語面や生活面でのフォローも期待できるため、高井がチーム内で孤立することもない。
日本代表のDF陣では鈴木淳之介や渡辺剛などが台頭し、高井の存在感は薄くなっている。
ここから巻き返し北中米W杯のメンバーに選ばれるためには所属クラブでプレーしアピールする必要があるわけだが、ボルシアMGへのレンタル移籍によってその環境が整ったことになる。
CBとしての実力はもちろん、192㎝という世界基準のサイズである選手であることを踏まえれば、日本代表がベスト8以上を狙うためには必要不可欠な戦力だといえるだろう。
ブンデスで実戦経験を重ね実力を伸ばし自信を付けた状態で日本代表に復帰できればベストだ。
新たなユニフォームを身に纏った高井幸大の今後に注目だ。
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