
ジェイレン・ウィリアムズ(写真:AP/アフロ)
12月3日、NBA「ゴールデンステイト・ウォリアーズ対オクラホマシティ・サンダー」の一戦が行われ、112-124でサンダーが勝利した。
サンダーはこの勝利で13連勝となり、シーズン成績を21勝1敗とした。
J-Dub復帰でさらに強さ増したサンダー
毎試合120得点以上(21試合経過時点で122.2点)を記録する破壊的なオフェンス力を有しながら、NBA全チームで唯一失点が110点以下(21試合経過時点で106.7点)と鉄壁を誇るサンダーは、まさに付け入る隙の無いチームだ。
そんなチームにさらに強力な戦力が加わっている。
右手首の舟状月状靭帯を断裂で手術を受けたジェイレン・ウィリアムズ(J-Dub)が本格的に11月29日のサンズ戦から復帰した。
この日の試合でもサンダーはエースのSGAが第3クォーターまでに31得点を挙げる活躍(最終スタッツは38得点)を見せ、復帰間もないJ-Dubも14得点(最終スタッツは22得点)と存在感を放つ。
第2クォーターまではウォリアーズを圧倒したサンダーだったが、第3クォーターにウォリアーズが攻勢を強め僅差の接戦にもつれ込む。
最終第4クォーター中盤でウォリアーズに逆転を許したサンダーだったが、残り5分から地力を見せ再逆転に成功する。
カリーのいないウォリアーズに苦戦はしたものの、結局勝ち切り13連勝を達成した。
SGAとJ-Dubが離脱しなければシーズン最多勝利も現実的な目標に
J-Dubが復帰しさらに強さを増したサンダーだが、このまま勝ち続けるようならば大記録を達成させるかもしれない。
NBAのシーズン最多記録は、2015-2016シーズンに73勝9敗を記録したゴールデンステイト・ウォリアーズだが、今シーズンのサンダーはもしかしたらこの大記録を塗り替える可能性がある。
若く実力のある選手が多く大崩れしにくいサンダーだが、SGAとJ-Dubが怪我による長期離脱などしない限りは高い勝率を維持したままレギュラーシーズンを終えるだろう。
マイケルジョーダン率いる史上最強の呼び声高いブルズの72勝10敗(1995-1996シーズン)や前述したウォリアーズの最多勝記録を塗り替えNBA2連覇を達成すれば伝説のチームとなるが、平均年齢も若いためサンダーは長期政権になる可能性も秘めている。
果たしてこの連勝はどこまで続いていくのか、今後のサンダーの試合も注目だ。
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