【卓球・デフリンピック2025】男子日本代表4選手を紹介

<卓球・東京2025デフリンピック 日程:2025年11月19日〜11月24日 場所:東京体育館(東京都渋谷区)>

聴覚障がい者による世界最高峰の総合スポーツ大会として、2025年11月に日本で初めて開催される「東京2025デフリンピック」。卓球競技は東京体育館で11月19日から24日まで行われ、男女団体・シングルス・ダブルス、そして混合ダブルスを含む7種目で熱戦が繰り広げられる。

本記事では男子日本代表選手計4名を紹介する。

伊藤優希(日本製鋼所)

1998年1月11日生まれ、広島県出身。小学5年生で卓球を始め、2015年には高校2年生ながら全国ろうあ者選手権男子シングルスで優勝。同年に行われたアジア太平洋ろう者競技大会男子団体で銅メダルを獲得したほか、2023年の世界ろう者卓球選手権大会男子団体で銅メダルを獲得している。

昨年12月に行われた日本代表最終選考会で優勝し、初のデフリンピック代表入りを決めた。回転量の多いドライブを武器に上位を狙う。

出場種目

男子団体戦
男子ダブルス
男子シングルス
混合ダブルス

川口功人(トヨタ自動車)

1999年9月7日生まれ、神奈川県横浜市出身。中学時代に横浜市立ろう特別支援学校で卓球を始め、現在は日本リーグにも所属するトヨタ自動車で腕を磨いている。右シェーク裏裏の攻撃型で力強いフォアドライブとガッツあふれるプレースタイルが特徴。デフリンピックには2022年のカシアス・ド・スル(ブラジル)大会に出場し、男子団体で銅メダルを獲得している。

出場種目

男子団体戦
男子ダブルス
男子シングルス
混合ダブルス

亀澤史憲(サムティ)

1993年3月17日生まれ、山梨県都留市出身。中学時代に卓球を始める。2013年のソフィア(ブルガリア)大会でデフリンピックに初出場し、今回で3度目の出場となる。2022年のカシアス・ド・スル(ブラジル)大会では、男子団体で銅メダルを獲得した。威力のある回り込みフォアハンドドライブが特徴で、自国開催の今大会で初の個人種目メダル獲得を狙う。

出場種目

男子団体戦
男子ダブルス
男子シングルス
混合ダブルス

灘光晋太郎(太平電業)

1993年12月14日生まれ、東京都出身。中学時代に卓球を始め、2023・2024年の全日本ろうあ者卓球選手権大会で2連覇を果たしている。2022年のカシアス・ド・スル(ブラジル)大会でデフリンピックに初出場を果たし、男子団体で銅メダルを獲得。2023年の世界ろう者卓球選手権大会男子団体で銅メダルを獲得している。

今大会は得意のバックハンドを武器に上位進出を狙う。

出場種目

男子団体戦
男子ダブルス
男子シングルス
混合ダブルス

文:ラリーズ編集部