【卓球・デフリンピック2025】女子日本代表4選手を紹介

<卓球・東京2025デフリンピック 日程:2025年11月19日〜11月24日 場所:東京体育館(東京都渋谷区)>

聴覚障がい者による世界最高峰の総合スポーツ大会として、2025年11月に日本で初めて開催される「東京2025デフリンピック」。卓球競技は東京体育館で11月19日から24日まで行われ、男女団体・シングルス・ダブルス、そして混合ダブルスを含む7種目で熱戦が繰り広げられる。

本記事では女子日本代表選手計4名を紹介する。

亀澤理穂(住友電設)

1990年10月28日生まれ、東京都杉並区出身。卓球をやっていた両親の影響で小学校のときに卓球を始め、淑徳学園中・高(現 淑徳SC)、東京富士大で腕を磨いた。

デフリンピックにはこれまで4大会に出場し、銀3個、銅5個の計8個のメダルを獲得。現在は育児と両立しながら世界のトップで活躍し続けるほか、デフスポーツの認知度向上のために積極的にイベントなどに出演している。5度目の出場となる今回は、粘り強いラリーを武器に初の金メダル獲得を目指す。

出場種目

女子団体戦
女子ダブルス
女子シングルス
混合ダブルス

木村亜美(合同会社HOS)

1997年10月1日生まれ、北海道小樽市出身。卓球は4歳から始めて、20歳からデフ卓球を始める。2023年には世界ろう者卓球選手権大会の女子団体、女子ダブルスでともに金メダルを獲得した。デフリンピックは今大会が初めての出場となるが、パワフルなプレーで上位進出を狙う。

出場種目

女子団体戦
女子ダブルス
女子シングルス
混合ダブルス

山田瑞恵(SMBC日興証券)

1995年7月20日生まれ、東京都出身。卓球をやっていた母と姉の影響で中学時代に卓球を始め、卓球の強豪校・秋草学園高、大正大で腕を磨いた。高校3年時にはデフリンピックソフィア(ブルガリア)大会の代表に初選出。デフリンピックには過去3回出場しており、2022年のカシアス・ド・スル(ブラジル)大会では女子団体で銀メダル、女子ダブルスでも銅メダルを獲得している。

今大会は苦手なバックハンド強化のために裏ソフトから表ソフトに変更し、表彰台を狙う。

出場種目

女子団体戦
女子ダブルス
女子シングルス
混合ダブルス

山田萌心(明誠高校)

2008年9月24日生まれ、島根県益田市出身。4歳から卓球を始め、現在は強豪・明誠高校で腕を磨く。2022年カシアス・ド・スル(ブラジル)大会に中学2年ながら初出場を果たし、女子団体で銀メダルを獲得。2023年には世界ろう者卓球選手権大会の女子団体で金メダル、女子ダブルスで銀メダルを獲得した。

出場種目

女子団体戦
女子ダブルス
女子シングルス
混合ダブルス

文:ラリーズ編集部