【第27回IHF女子ハンドボール世界選手権】日本代表(おりひめジャパン)選手を一挙紹介!

 

<第27回IHF女子ハンドボール世界選手権 日程:2025/11/26 ~ 12/14 場所:オランダ、ドイツ>

11月26日から、第27回IHF女子ハンドボール世界選手権が開幕する。

世界トップレベルの技術とスピードがぶつかり合う世界選手権において、日本代表・おりひめジャパンはどのような活躍を見せてくれるのか。

本記事では、世界選手権に出場する日本代表選手を紹介する。

 

日本代表選手一覧

PV(ピポット)

初見 実椰子(はつみ みやこ)

所属:三重バイオレットアイリス

出身校:東京女子体育大学

中学から競技を始め、佼成女子高、東京女子体育大を経て日本リーグ(現:リーグH)でプレー。現在は三重バイオレットアイリス所属。2021年に日本代表初招集され国際大会にも出場。フィジカルとポジショニングを生かしたゴール前のプレー、安定したシュートが持ち味で、攻守に貢献できるバランス型の選手として期待されている。

 

佐原 奈生子(さはら なおこ)

所属:ハニービー石川

出身校:大阪体育大学

身長180cmのピボットとしてフィジカルと高さを武器にゴール前で存在感を発揮する。U-22・U-24代表を経て女子日本代表入りし、国際大会にも出場。2023年アジア競技大会では金メダル獲得に貢献した。高いシュート成功率と安定感、向上心のある姿勢が評価されており、代表でも重要な役割が期待されている。

 

グレイ クレア フランシス(ぐれい くれあ ふらんしす)

所属:熊本ビューストピンディーズ

出身校:筑波大学

筑波大を経て日本リーグ入りし、現在は熊本ビューストピンディーズ所属。2021年世界選手権で日本代表デビューし、2024年アジア選手権ではベスト7に選出。強いフィジカルと安定したポストプレー、7mスローの決定力が武器で、攻守の要として高い評価を得ている。

 

BP(バックプレーヤー)

金城 ありさ(きんじょう ありさ)

所属:三陟市庁(韓国)

出身校:東京女子体育大学

佼成学園女子高、東京女子体育大を経てソニー ブルーサクヤでプレーし、2025年から韓国リーグ・三陟市庁へ移籍。U-16~U-20代表を経て、2022年に日本代表入り。アジア選手権で銀・金メダル獲得に貢献。身長160cmと小柄ながら、スピードと機動力、鋭いシュートを武器に得点を重ねる攻撃型プレーヤーとして期待されている。

 

中山 佳穂(なかやま かほ)

所属:BSV Sachsen Zwickau(ドイツ)

出身校:大阪体育大学

ロングからの強力なシュートを武器とし、希少な“左腕バック”として攻撃の中心を担う。日本リーグ(現:リーグH)では得点王・ベスト7・MVPを受賞するなど国内屈指の実力者。2024年からドイツ・ブンデスリーガのBSV Sachsen Zwickauでプレーし、欧州でフィジカルと国際対応力を磨いている。

 

大松澤 彩夏(おおまつざわ あやか)

所属:プレステージ・インターナショナル アランマーレ富山

出身校:東京女子体育大学

学生時代から年代別代表に選出され、2021年にアランマーレ富山へ加入し、同年の世界選手権で初の日本代表入り。2023年アジア競技大会・2024年アジア選手権で優勝に貢献した。身長175cmを生かした強力なロングシュートと攻守両面のバランスが武器。2025–26シーズンからクラブキャプテンを務め、チームと代表双方で中心選手として期待されている。

 

相澤 菜月(あいざわ なつき)

所属:Thüringer HC(ドイツ)

出身校:大阪体育大学

高い機動力と判断力を武器に攻守を司るゲームメーカーで、日本リーグ(現:リーグH)では得点王・MVP・ベスト7を複数回受賞。2024年からドイツの強豪Thüringer HCに移籍し、クラブのタイトル獲得にも大きく貢献した。代表でもアジア競技大会・アジア選手権優勝の中心選手で、国際舞台でのさらなる躍進が期待されている。

 

岡田 彩愛(おかだ あやめ)

所属:香川銀行 GiraSol kagawa

出身校:大阪体育大学

大阪体育大学を経て2023年に香川銀行GiraSol kagawaへ加入し、同シーズンに得点王・フィールド得点賞・最優秀新人賞を獲得。攻守を組み立てる司令塔でありながら高い得点力を持つ万能型プレーヤー。年代別代表を経て2022年に日本代表入りし、アジア大会や世界選手権でも活躍。今後の日本代表を支える中心選手として期待されている。

 

佐々木 春乃(ささき はるの)

所属:Frisch Auf Göppingen(ドイツ)

出身校:大阪体育大学

北國銀行ハニービー(現:ハニービー石川)で国内トップクラスの実績を残した後、2021年に欧州へ移籍。ドルトムントを経て2025年からドイツのFrisch Auf Göppingenでプレーしている。ロングレンジからの強力なシュートと攻守対応できる万能性が武器。

 

松浦 未南(まつうら みなみ)

所属:香川銀行 GiraSol kagawa

出身校:大阪体育大学

華陵高校・大阪体育大学で活躍し、ユース代表経験を持つ。2024年にリーグH入りし、1年目で167得点を挙げ最優秀新人賞を受賞するなど高得点能力が評価された。158cmと小柄ながらスピードと突破力、精度の高いシュートが武器で、攻撃の起点にもなる万能型。2025年に女子日本代表へ初選出され、今後の成長と国際舞台での活躍が期待されている。

 

川島 芽依(かわしま めい)

所属:ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング ブルーサクヤ鹿児島

出身校:大阪体育大学

鹿児島南高、大阪体育大学を経て2024年にリーグH入りし、本格的にプロキャリアをスタート。身長170cmの高さとフィジカルを生かした力強いシュートと守備が持ち味で、2024–25シーズンは安定した得点力を発揮。2025年には女子日本代表「おりひめジャパン」に初選出され、将来のバックラインを担う有望株として国際舞台での成長と活躍が期待されている。

 

石川 空(いしかわ そら)

石川 空(いしかわ そら)

写真:石川空/提供:AP/アフロ

所属:Molde Elite (ノルウェー)

出身校:大阪体育大学

左利きの強力なロングシュートを武器とし、高い判断力と突破力を併せ持つ攻撃型プレーヤー。年代別代表を経て2023年に日本代表入り。左膝前十字靭帯断裂からの復帰後、フィジカルとシュート力をさらに強化した。2025年にはノルウェーの強豪 Molde Elite へ移籍し海外挑戦をスタート。若手ながら将来の代表主力候補として国際舞台での飛躍が期待されている。

 

LW(レフトウィング)

笠 泉里(りゅう せんり)

所属:ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング ブルーサクヤ鹿児島

出身校:大阪体育大学

明光学園高・大阪体育大学を経て2022年に日本リーグ(現:リーグH)入りし、俊敏さと高い決定力を武器に活躍。2024–25シーズンは30試合で58得点・シュート成功率約64%と安定した成績を残した。速攻やサイド攻撃に強く、攻守のバランスにも優れる。

 

吉留 有紀(よしどめ ゆき)

吉留 有紀(よしどめ ゆき)

写真:吉留有紀/提供:Sasa Pahic Szabo/アフロ

所属:ハニービー石川

出身校:大阪体育大学

大阪体育大学を経て2021年に女子日本代表入りし、世界選手権を含む国際大会でプレー。サイドからのスピードある攻撃と高い決定力、粘り強い守備が持ち味で、日本リーグ(現:リーグH)では2022年と2024年にベストセブン賞を受賞。2025–26シーズンからはクラブのキャプテンを務め、走力と安定感でチームを牽引する主力として国内外でのさらなる活躍が期待されている。

 

RW(ライトウィング)

秋山 なつみ(あきやま なつみ)

所属:プレステージ・インターナショナル アランマーレ富山

出身校:大阪体育大学

洛北高・大阪体育大学を経て北國銀行ハニービー(現:石川ハニービー)で活躍し、その後ハンガリーでもプレーするなど欧州経験を持つ。2025年からアランマーレ富山に所属。左利きのサイドからの高い決定力とスピードを武器とし、攻守に運動量を発揮するベテラン選手。複数の世界選手権を経験し、代表の主力として2025年大会でも重要な役割が期待されている。

 

GK(ゴールキーパー)

下屋 奏香(しもや かなこ)

所属:熊本ビューストピンディーズ

出身校:東海大学

学生時代から年代別代表として活躍し、2017年U-22東アジア選手権などでメダルを獲得。2021年に日本リーグ(現:リーグH)入りし、優秀新人賞や優秀選手賞を受賞するなど国内で安定した成績を残す。勝負どころでのセービングが武器で、守備の要として評価が高い。2025年におりひめジャパンに初選出され、世界選手権でも守護神としての活躍が期待されている。

 

亀谷 さくら(かめたに さくら)

亀谷 さくら(かめたに さくら)

写:亀谷さくら/提供:Sasa Pahic Szabo/アフロ

所属:Molde Elite(ノルウェー)

出身校:NTG High School(ノルウェー)

ノルウェー人の父と日本人の母を持ち、欧州の複数クラブで経験を積み、現在はノルウェーのMolde Elite所属。2015年に代表入りして以来、世界選手権や国際大会で守護神として活躍。反応速度とダイナミックなセーブ、勝負どころでの集中力に定評があり、豊富な国際経験をもつベテランGKとしてチームを支え続けている。

 

上嶋 亜樹(うえしま あき)

所属:ASUL Vaulx-en-Velin Handball(フランス)

出身校:筑波大学

芦城中・小松市立高・筑波大学を経て2024年にリーグH入り。世代別代表を経験し、2023年におりひめジャパンに初選出。176cmの体格と反応速度を武器に、安定したセービングと落ち着いた判断力が持ち味で、重要な場面での勝負強さにも定評がある。

 

予選ラウンドグループA 対戦表

11月28日(金) 4:20~

デンマーク vs 日本

 

11月30日(日) 1:50~

ルーマニア vs 日本

 

12月2日(火) 1:50~

日本 vs クロアチア