
ミケルメリーノ、マルティン・スビメンディ(写真:ロイター/アフロ)
直近の公式戦10試合で21得点1失点と圧倒的な強さを誇るアーセナル。
負けた試合はプレミアリーグ第3節のリバプール戦のみで、引き分けも第5節のマンチェスター・シティ戦のみとなる。
アーセナルは近年かつての強さを取り戻しつつあるが、今季に関しては無敗優勝を果たした2003~2004シーズンを超える「プレミア&CL制覇」もしくはFA杯を含めた「三冠」も夢ではない。
選手層も厚くシーズン通してハイレベルな試合が遂行可能
今夏ビクトル・ギェケレシュやチュクノンソー・マドゥエケ、マルティン・スビメンディ、クリスティアン・モスケラ、クリスティアン・ノアゴールらを獲得したアーセナルは、例年にも増してタイトル獲得への情熱が感じられる。
移籍の可能性があったガブリエル・ジェズスやレアンドロ・トロサール、ガブリエル・マルティネリが残留したことで、欧州トップクラスの選手層を実現させた。
シーズン序盤でキャプテンのマルティン・ウーデゴールが内側側副靭帯で離脱したが、戦力を落とさず試合をこなし、公式戦10連勝と波に乗っている。
11月4日に行われたCLリーグフェーズ第4節では、プレミアリーグ第10節で負傷したギェケレシュが不在(CFができるジェズスやカイ・ハヴァーツも負傷中)だったが、こちらも昨季CF起用で結果を残したミケル・メリーノを起用することで難を逃れている。(メリーノは期待に応えスラビア・プラハ戦で2得点を挙げている)
どのポジションに怪我人が出たとしても対応できるほど、現在のアーセナルは安定しているわけだ。
プレミアリーグではすでに2位のマンチェスター・シティに勝ち点6差を付けて首位を独走しているため、今季の最低目標であるプレミア制覇の可能性は高いといえるだろう。
選手層が厚いだけでなく圧倒的な守備力を実現させている今季のアーセナルならば、もしかしたらプレミア制覇だけでなくFA杯やCL制覇も可能なのではないか。
そう期待してしまうほど、付け入る隙のない陣容が完成している。
ウーデゴールやその他の怪我人が復帰すれば、12月下旬~1月上旬までのタイトなスケジュールも問題なく勝ち続けられるはずだ。
果たしてアーセナルの快進撃はいつまで続くのか、注目しよう。
アーセナルの次戦は11月8日に行われるプレミアリーグ第11節のサンダーランド戦(アウェー)を予定している。
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