
八村塁(写真:Imagn/ロイター/アフロ)
11月4日、NBA「ポートランド・トレイルブレイザーズ対ロサンゼルス・レイカーズ」の一戦が行われ、115-123でレイカーズが勝利した。
スターターとして出場した八村塁は今季最多となる28得点を記録するなど、チームの4連勝に貢献した。
レイカーズは主力不在も八村、エイトン、ニック・スミスJr.の活躍で勝利
レブロン・ジェームズを欠きながらも5勝2敗でウェスタン・カンファレンス3位につけるレイカーズだったが、この日は主力のドンチッチやオースティン・リーブスも欠場となった。
得点源3枚を失った状態で臨んだ試合であったため劣勢が予想されていたが、第2クォーター終了時点で53-52と接戦に持ち込む。
第3クォーターと第4クォーターはレイカーズペースで進み、8点差で勝利を掴み取った。
八村は第1クォーターから豪快なダンクやミドルショットなどチームを牽引する活躍を見せる。
第2クォーターは得意の3ポイントシュートを2本決め、ミドルショットでも得点を稼ぐ。
ミドルショットが解禁となった八村は、完全にこのショットをモノにしており、オフェンスの軸に据えられれば安定して20得点以上を叩き出せる実力であるといえるだろう。
この試合も終わってみれば28得点(FG成功率は66.7%、3ポイント成功率は50%)、4リバウンドと素晴らしい結果を残した。
センターのエイトンも29得点10リバウンド3ブロックと活躍。
ムラはあるものの、昨シーズン後半以降不在だったビッグマンの役割をハイレベルにこなしてくれている。
そしてポジティブな驚きとなったのが、ニック・スミスJr.だ。
21歳のこのSGは、26分52秒の出場ながら25得点を叩き出した。
FGは15本中10本成功(成功率66.7%)と素晴らしい数値で、3ポイントはなんと6本中5本成功(成功率83.3%)となった。
ニック・スミスJr.はアシストも6本決めており、今後が楽しみな逸材であるといえるだろう。
昨シーズンはスターターとベンチメンバーとの実力差が大きいと指摘されていたレイカーズだが、今シーズンは複数の若手が台頭してきており、怪我をしている主力が復帰すればチーム力はかなり高くなることだろう。
レイカーズは移動日を挟み11月6日に本拠地にスパーズを迎える。
果たしてレイカーズはこの勢いのまま5連勝なるか。
八村の活躍と併せ注目しよう。
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