ワールドシリーズ最終戦の先発は大谷翔平の可能性大!ドジャースの2連覇か、はたまたブルージェイズが32年ぶり制覇か

写真:Creative 2/アフロ

大谷翔平(写真:Creative 2/アフロ)
11月1日、MLBワールドシリーズ第6戦「ブルージェイズ対ドジャース」の一戦が行われ、1-3でドジャースが勝利した。

この結果、戦績は3勝3敗となり、ワールドシリーズ制覇の行方は最終戦に委ねられることになった。

ワールドシリーズ第7戦は総力戦に!大谷は中3日で先発登板か

ドジャースは頼れるエース山本由伸の好投でなんとか3勝3敗のイーブンに持ち込んだ。

最終戦となる第7戦もブルージェイズの本拠地で行われるため不利な状況となるが、両チームとも長いシーズンを戦い続けておりコンディションの良い選手は1人もいない状況だ。

まさに「総力戦」となることが予想される第7戦だが、「ドジャースがどの投手を先発に選ぶか」といった点に注目が集まっている。

当初はグラスノーが中3日で第7戦に先発する予定だったが、今日行われた第6戦で9回にクローザーとしてマウンドに上がりの役割を全うしたため、第7戦の先発の候補ではなくなった。

そうなると一気に可能性が上がるのが、「先発大谷翔平」という選択肢だ。

今日の試合で出番のなかったシーハンを先発で起用する可能性もあるが、もしもシーハンが先発し大谷がリリーフに回る場合、降板後はDHで出場することができないため、試合終盤まで投手として起用できない。

こうした事態を防ぐためにも、大谷を先発マウンドに上げ2回~4回投げてもらい、降板後はDHとしてプレーするのがベストだといえるだろう。

中3日での登板には当然ながら不安はあるが、今シーズン最後の試合となるため、リスクを負ってでも投げさせるのではないか。

ドジャースのロバーツ監督は、「第7戦の先発は未定」と明言しなかったが、おそらく心の中は大谷先発で固まっているはずだ。

大谷が先発として4回程度投げた後は、スネル→グラスノー→佐々木といった流れとなることも予想できるが、もしも大谷が2回程度で降板するならばシーハンやカーショーもリリーフとしてマウンドに上がる可能性もある。

延長戦に入ればもしかすれば山本由伸の「中0日登板」もありえるだろう。

果たしてワールドシリーズを制するのはドジャースか、それともブルージェイズか。

第7戦は明日11月2日9時(日本時間)開始予定となっている。

世界一を懸けたその1つ1つのプレーに注目しよう。