
シェイ・ギルジャス・アレキサンダー(写真:AP/アフロ)
新シーズンがスタートしたばかりのNBAだが、今シーズンも昨シーズン王者のオクラホマシティ・サンダーが優勝候補の本命となりそうだ。
サンダーは開幕から無傷の5連勝で、ウェスタン・カンファレンスで首位に立っている。
68勝14敗という圧倒的な成績で終えた昨シーズンを超える成績を実現する可能性もありそうだ。
NBAを代表する選手となったSGA、若手の台頭も追い風に
今シーズンのサンダーは、NBA制覇に大きく貢献したジェイレン・ウィリアムズ(以下Jdub)を怪我で欠きながらシーズンをスタートさせた。
シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(以下SGA)と並びサンダーを象徴する選手に成長したJdubが不在であるため、シーズン開幕前は「サンダーの開幕スタートダッシュはないのではないか」との見方が強かった。
アイザイア・ジョーやケンリッチ・ウィリアムスといった選手たちも怪我で離脱していることも要因の1つだといえるだろう。
しかし、蓋を開けてみれば開幕から無傷の5連勝であり、Jdub不在を感じさせない強さを見せている。
まずはエースのSGAが昨季にも増して存在感を増していること。
昨季もレギュラーシーズン32.7得点で得点王に輝いたが、今季はさらに得点力が増している。
5試合を終えた段階で平均34.8得点を記録しており、まさに「頼れるエース」と化している。
そして新戦力の台頭も開幕5連勝の大きな要因だといえる。
特に2年目のエイジャイ・ミッチェルがガードとして素晴らしい活躍を見せている。
開幕からの5試合で平均26分36秒の出場ながら18.2得点を記録している。
3ポイントの成功率こそ改善の余地があるが、すでにSGAやチェット・ホルムグレンに次ぐ得点源として機能しているため、間違いなくシーズンを通して重要な戦力となるだろう。
Jdubが復帰すればさらにサンダーのオフェンス力は増すため、昨シーズンの68勝14敗を超える成績と2年連続となるNBAチャンピオンも現実的な目標だといえる。
次戦は10月31日(日本時間)に本拠地でウィザーズと対戦となる。
果たしてサンダーの連勝はどこまで続くのか、注目だ。
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