
八村塁(写真:AP/アフロ)
10月27日、NBA「サクラメント・キングス対ロサンゼルス・レイカーズ」の一戦が行われ、120-127でレイカーズが勝利した。
この試合は10月25日の試合で負傷したドンチッチが欠場したが、オースティン・リーブスや八村塁、ディアンドレ・エイトンといったメンバーが大活躍しチームの連勝を実現させた。
18得点の八村は今後もチームの得点源として期待される
このキングス戦ではドンチッチとレブロンという2枚看板がコートに立っていないため、レイカーズはリーブスと八村、そしてエイトンを中心にオフェンスを組み立てた。
八村は昨シーズンまで見られなかったミドルショットを多用し、高確率で成功させる。(リム周辺のショットを含め10本中7本成功)
現代バスケは3ポイントシュートがオフェンスの中心となるが、この日のレイカーズが放った3ポイントは25本のみであり、インサイドとミドルゾーン中心にオフェンスを組み立てていたことがわかる。
その戦術の中核としてプレイしたのが八村であり、18得点とまずまずの結果を残しチームを勝利に導いた。
しかし、八村の実力を考えればまだまだ得点数は伸ばせるはずだ。
この試合はオースティン・リーブスが覚醒しキャリアハイとなる51得点を挙げたが、ドンチッチが復帰するまで(1~2週間程度)の期間はマークがきつくなることが予想できる。
リーブスが徹底マークされたならば、八村が得点源として機能しなければならない。
20得点以上はもちろん、25得点以上を期待されていると言っても過言ではないだろう。
新加入のエイトンはビッグマンとして存在感があり、この試合でも22得点を挙げるなど活躍はしているものの、ディフェンス力に関しては褒められるレベルではない。
そのため、レイカーズが勝利し続けるためにはオフェンス力で相手を上回るしかない。
八村はキングス戦の試合終了後すぐにリーブスに駆け寄り51得点の大活躍を祝福した。
ドンチッチが復帰するまでは間違いなくこの2人がチームを牽引することになるだろう。
果たしてレイカーズはレギュラーシーズン序盤戦を良い成績で乗り切ることができるのか、今後の試合にも注目だ。
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