
鉛をシャフトに活用している都(撮影:米山聡明)
ギアにこだわって工夫しているという都玲華。自分で鉛を貼ることもあるという彼女にそのこだわりを聞いた。
ドライバーは、『スリクソン ZXi』(9度)と『TOUR AD FI-5S』を組み合わせたモデルを使用している。よく見ると、グリップ下に鉛を貼っているが、なぜだろうか?
「鉛をシャフトに巻くとバシッと決まる感じが出るんです。シャフトにもう少ししなやかさが欲しいときや、ちょっと物足りないと感じたときに巻いています。軽く感じたり、硬く感じたりしたときに巻くと、全体のバランスが良くなって、ボールを押せる感じが作れます」
彼女は時々ヘッドにも鉛を貼るケースも見られる。ヘッドを軽く感じてしまうと、インパクトで手元が浮いて、ミスヒットにつながるからだという。
「ヘッドの重みを感じて、しなり戻らせて振りたいんです。重みがあった方が、スクエアに戻ります。クラブは軽くて硬いスペックよりも重くて軟らかい方を好みますね」
ドライバー以外にもアイアンやウェッジにも鉛をペタペタ貼っている彼女のセッティングは、実に面白い。2日目以降でどんなプレーをするのか期待したい。
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河本のギアを調査。関連記事『“ギア女子”河本結 アイアンの鉛の貼り方は番手ごとで全然違う! 58度だけシャフトが『モーダス3』の理由とは?】』を読めば、その秘密がわかる。
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