
ブレイク・スネル(写真:AP/アフロ)
10月14日(日本時間)、ナ・リーグのリーグチャンピオンシップ初戦、「ブリュワーズ対ドジャース」がアメリカンファミリー・フィールド行われる。
ドジャースにとってはレギュラーシーズンで6戦全敗と相性の悪い相手となるが、実際にはドジャース有利で進む可能性も高い。
RS対戦時にはいなかった佐々木朗希やスネル、投手大谷の存在
ブリュワーズはMLBを代表する打者がいるわけではないが、打率のアベレージはナ・リーグにおいてフィリーズと同率1位であり、盗塁数も166個とナ・リーグ1位となっている。
投手陣も安定感があり足を使ったスモールベースボールを展開するため、ドジャースとは異なる特徴を持ったチームだといえる。
レギュラーシーズンでドジャースはブリュワーズ相手に6戦全敗となっているため、リーグチャンピオンシップシリーズもブリュワーズ有利との見方が強い。
しかし、実際にはドジャース有利で進むのではないか。
なぜならば、レギュラーシーズンで6戦全敗した7月の対戦ではスネルも復帰しておらず、大谷翔平も投手として対戦していない。
そして「リリーフ佐々木」も当然ながらブリュワーズは体験していない。
第1戦の先発はそのスネルが務める。
スネルは9月中旬以降かなり調子が良く安定感が増しているため、6回まで無失点~2失点以内に抑えてくれる可能性は高い。
休養十分という面もドジャース有利に働く
ドジャースはフィリーズを3勝1敗で退けており休養十分だ。
対するブリュワーズは10月12日のディビジョンシリーズ最終戦でカブスに勝利しリーグチャンピオンシップシリーズに進出しているため、間違いなく疲労は残っている。
山本由伸やスネル、大谷翔平、グラスノーといった先発陣とリリーフ陣のどちらも万全の状態でマウンドに上がれるというのは、ドジャースにとってかなり大きいアドバンテージとなる。
そしてポストシーズン全体で打率.148と完全に不調に陥っている大谷も、この期間で疲労を回復させるだけでなく打撃復調に向けた取り組みも行えているはずだ。
そのため、戦前の予想に反してドジャース有利で進む可能性もある。
果たして重要なリーグチャンピオンシップシリーズ初戦をモノにするのはドジャースかブリュワーズか。
大注目の一戦に注目だ。
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