葛飾がホームで4試合ぶり白星！水戸が乱打戦を制して今季初勝利、昇格を争う仙台vs白山の天王山は両者譲らずドロー【Ｆ2第11節｜試合結果＆順位】

10月3日から5日にかけて、メットライフ生命Ｆリーグ2025-26シーズン ディビジョン2の第11節、4試合が各クラブのホーム会場で行われた。

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注目の首位決戦は痛み分け

3日の“フライデーナイト”に水元総合スポーツセンター体育館で行われたリガーレヴィア葛飾vsデウソン神戸の一戦は、熱気を帯びた戦いとなった。

18分にホーム・葛飾が加世田叶大のゴールで先制すると、第1ピリオド残り50秒で森本碧が決めて神戸が追いついて試合を折り返した。迎えた第2ピリオド、23分に小村航生のゴールで勝ち越すも、34分に再び追いつかれてしまう。しかし38分、峰嶋歩夢が目の覚めるようなボレーを突き刺して勝ち越し。最後は、残り8秒で上地基がパワープレー返しを決め、ホームの葛飾が4－2で勝利を収めた。

4日には2試合が行われ、ミラクルスマイル新居浜とエスポラーダ北海道が対戦した。今シーズン未勝利の新居浜は、第1ピリオドで2点のリードを保ち、初勝利への期待がふくらむ。しかし、北海道の反撃に遭い、宮原勇哉にハットトリックを決められるなど、38分に3－4と逆転を許した。しかし39分、伊藤凱がこの試合2点目となるゴールを決めて追いつき、4－4でタイムアップ。新居浜は初勝利こそ逃したものの、ホームの観客を沸かせるゲームを披露した。

マルバ水戸FCvsポルセイド浜田は、アウェイの浜田が第1ピリオドに3点を奪い、優勢に進めるも、第2ピリオドに流れは一変。水戸が21分に菊地雄介のゴールで反撃の狼煙を上げると、28分に逆転。その後、両チームともに1点ずつを決めて試合は5－4で終了。水戸にとっては、これが今シーズンの初勝利となった。

5日に岩沼市総合体育館で行われた注目の首位決戦、ヴォスクオーレ仙台vsヴィンセドール白山は、16分に森村孝志が決めて仙台が先制すると、23分にも丸山将輝が決めてスコアを2－0と広げる。直接対決で負けられない白山は、エース・小竹銀蔵が得点ランキングトップに並ぶ今シーズンの14ゴール目を記録。さらに、28分、29分の連続ゴールで逆転に成功した。

しかし、試合はこのまま終わらない。仙台は、31分に再び丸山が決めて追いつくと、その後はスコアが動かずに3－3で終了。Ｆ1昇格を目指す両チームによる天王山は、互いに譲らず、勝ち点「1」を持ち帰ることになった。

今節の試合結果、順位表は以下のとおり。次節は10月12日と13日に開催され、白山と北海道による上位対決も行われる。

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■試合結果

10月3日（金）

10月4日（土）

10月5日（日）

順位表｜10月5日（日）終了時点