
大谷翔平(写真:AP/アフロ)
9月26日、MLB「ダイヤモンド・バックス対ロサンゼルス・ドジャース」の一戦が行われ、0-8でドジャースが勝利した。
ドジャースはこの勝利でナショナル・リーグ西地区優勝を決めた。
1番指名打者で出場した大谷翔平は4回の第3打席で自己最多タイとなる54号2ラン本塁打を放ち勝利に貢献した。
大谷は残り3試合で逆転本塁打王なるか
9月24日のマーリンズ戦で1本、9月25日のマーリンズ戦で2本の本塁打を放ったフィリーズのシュワバーは今シーズンの本塁打数を56まで伸ばした。
「ナショナルリーグの本塁打王はシュワバーで決まり」という雰囲気が漂ったのは確かだが、今日の大谷の54号でわずかながら逆転の可能性が出てきたといえる。
シュワバー所属のフィリーズは今日の試合を終えると残り3試合。
対する大谷も残り3試合と条件はシュワバーと同じとなる。
2本差で1位となっているシュワバーが優位なことには変わりないが、このクラスの打者は1試合2本塁打や3試合連続本塁打といったことも実現可能であるため、最後までどうなるかはわからない。
大谷のMVP&山本のサイ・ヤング賞の可能性も
この日の先発として出場した山本由伸は6回7奪三振無失点と素晴らしい投球で12勝目を挙げた。
防御率も2.49とナショナル・リーグ2位に浮上。
1位のポール・スキーンズは防御率1.97と異次元の数字を残しているが、勝利数は10と山本が上回っている。
サイ・ヤング賞受賞の可能性はスキーンズの方が高いのは確かだが、山本がシーズン終盤の5試合で3失点のみという圧巻の投球を披露したことで受賞の可能性も出てきている。
大谷に関しては、シュワバーに本塁打王を譲ったとしてもナショナル・リーグMVPの可能性は高いだろう。
今季は昨季同様打撃でチームを引っ張ったが、二刀流復活で投手としても14試合に登板し防御率2.87と頼れる存在であることを示した。
果たして大谷の逆転本塁打王なるか。
明日からのマリナーズとの3連戦に注目だ。
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