「MLB」ドジャースまたもリリーフ陣が抑えきれずサヨナラ負け!大谷の好投報われず

大谷翔平(写真:AP/アフロ)

大谷翔平(写真:AP/アフロ)
9月24日、MLB「ダイヤモンドバックス対ロサンゼルスドジャース」の一戦が行われ、5-4でダイヤモンドバックスが勝利した。

1番指名打者、先発投手として出場した大谷翔平は3打数無安打と打撃では見せ場がなかったものの、先発投手として6回被安打5、8奪三振の無失点と素晴らしい投球を見せた。

しかし、残念ながらリリーフ陣が撃ち込まれ今シーズン2勝目はならなかった。

これまでと同様にリリーフ陣が打ち込まれたドジャース

山本由伸やスネル、大谷翔平など先発投手が素晴らしい投球を継続しているドジャースだが、リリーフ陣が壊滅的で多くの勝利を逃している。

このダイヤモンドバックスとの3連戦初戦も大谷が6回無失点の好投を見せたが、続くジャック・ドレーヤーとエドガルド・エンリケスが7回を抑えきれず4-3と1点差に迫られてしまう。

4番手のベシアは1アウト取るものの連続四球で1塁2塁のピンチを背負う。

捕手のロートベットの好判断によって盗塁を阻止し2アウト。

数少ない頼れるリリーフ投手のベシアが続くブレイズ・アレクサンダーを三振に斬って取りピンチを切り抜けた。

9回はスコットがマウンドに上がる。

先頭打者のイルデマロ・バルガスを死球で歩かせ、続くティム・タワもストレートの四球で1塁2塁のピンチとなった。

続く8番打者のジェームズ・マッキャンに送りバントを決められると、ホルヘ・バロッサに犠牲フライを打たれ土壇場で追いつかれてしまう。

そして続く1番打者のヘラルド・ペルドモにサヨナラ安打を放たれドジャースは勝利を逃した。

ワールドシリーズ連覇のためにはリリーフ陣の改善が必須

ドジャースはすでにポストシーズン進出を決めており、目指すはワールドシリーズ連覇となるが、リリーフ陣が現在の状況ならば連覇はまず不可能だろう。

ワールドシリーズを連覇するためには、佐々木朗希のリリーフ起用成功やスコット、イェーツといった調子が上がらないリリーフ陣の復活などが必須であるといえるだろう。

大谷とシュワバーの本塁打王争いにも注目だが、ドジャースの西地区優勝やリリーフ陣の奮起にも注目だ。