3年連続予選落ちの伸ばしあい大会 渋野日向子は巻き返しへ「大汗かきながら練習しています」

渋野日向子にとっては“苦手”な3日間大会(写真は先週)(撮影:GettyImages)

<ウォルマートNWアーカンソー選手権 事前情報◇18日◇ピナクルCC(アーカンソー州)◇6438ヤード・パー71>

先週終了時点でのポイントランキングは102位。渋野日向子は日本開催の「TOTOジャパンクラシック」などアジア4試合の出場権を得ることができなかった。今大会を含めた残り3試合で、ランク80位以内に入り、来季カテゴリー1への滑り込みを目指すことになる。

アーカンソー州で行われる今大会は、米女子ツアーでは年間2試合の3日間大会。それでも、昨年の優勝スコアはトータル17アンダーと、かなり伸ばしあいになる。ただ、渋野にとっては、過去3年連続で予選落ちを喫している大会。中継するWOWOWのインタビューでは「毎年ビッグスコアが出るコース。初日から頑張っていかないと出遅れる」と気を引き締める。

「いいコースだし暑いし。毎日、大汗かきながら練習しています」と調整に精を出す。ショットの調子を尋ねられれば、「練習ではそんなに悪くないから、あとは試合でやるだけです」と答える。雨の影響でグリーンやフェアウェイが柔らかくなっているが、「そのぶんショットで狙っていけたら」と果敢にピンを狙っていくつもりだ。

バーディ合戦に最後までついていきたい。「逃げずに攻めていくしかない。5メートル以内を決めていかないといけない。本当に失うものはないから、しっかり攻めていきたいです」と、力強く意気込んだ。