
【メットライフ生命Fリーグ2025-26シーズン ディビジョン1】フウガドールすみだ 1-0 バサジィ大分(8月11日/大田区総合体育館)
8月11日、メットライフ生命Fリーグ2025-26シーズン ディビジョン1の第11節が行われ、フウガドールすみだとバサジィ大分が対戦。すみだが1-0で勝利を収めた。
この試合で決勝ゴールを挙げたのが根本佑だ。7分、大分のビルドアップをハーフライン付近で奪うと、GKが飛び出していたのを見逃さず、芸術的なシュートを決めた。根本はこの得点でチームトップタイに並ぶ今シーズンの5ゴール目を記録。自身が掲げる目標に一歩近づいた。
2022年10月に昇格し、トップチーム在籍4年目を迎える。「チームの中でも一番いじられる」という根本だが、ピッチでは攻撃で持ち味を発揮。中堅としての自覚も芽生えつつあるアタッカーが目指す選手像とは。記者会見を終えた直後、話を聞いた。
取材=伊藤千梅
編集=柴山秀之
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プレーの幅が広いことも自分の強み
──若手から中堅に差し掛かり、現在のチームでの自身の立ち位置はいかがですか?
比較的すみだは育成組織から上がってくる若い選手が多いチームです。そういう選手たちが萎縮しないように自分が積極的に話しかけたり、いろいろと話を聞くように意識しています。
──逆にベテラン選手との関わりはどうでしょう?
年上の選手である(星)翔太さん、(星)龍太さんとは同じタイミングで出場することが多いので、プレーのことや、それ以外のことも話すことが増えました。ベテラン選手ともけっこう会話はしているほうだと思います。
──例えばどんな話を?
細かいプレーのところもそうですし、今日の試合であれば、マンツーマンで相手がついてくるので、「ワンツーを狙おう」みたいな話をしました。僕は左利きで右利きの翔太さんとは関係がいいので、「どこにパスを出してほしいのか」「どういうタイミングでほしいのか」といったことは常々話しています。
──今後、すみだをどんなチームにしていきたいですか?
今は昔からのすみだを知っている選手が減ってきています。僕は今の選手よりは長く在籍しているので、先輩たちがしてきた行動や振る舞いを後輩の選手たちに伝えていかないといけないと思っています。良いところは残しつつ、新しいものは新しいものとしてすみだをつくっていきたいです。
──具体的に残したい雰囲気や振る舞いはありますか?
ベンチもベンチ外の選手も一体となって戦う姿ですね。すみだは一体となった時に強さを発揮するチームだと思うので、その一体感を自分がもっと出していけたらなと思っています。
──プレーではどのようなことを発揮したいですか?
自分は攻撃が得意な選手だと思うので、シュートやパス、ドリブルのプレーは意識しています。たまにピヴォをやることもありますが、プレーの幅が広いことも自分の強みかなと思います。
──今後の個人の目標を教えてください。
2ケタ得点を目標にしています。今のペースで点を取っていけば実現すると思うので、ケガなく目標に向かって頑張りたいです。
あとは、大事な時にスコアを動かせる選手になりたいですね。自分の強みはそこだと思いますし、それを発揮してチームをつくれるようにしていきたいです。
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