
【メットライフ生命女子Fリーグ2025-26】立川アスレティックFCレディース 3-0 アニージャ湘南(8月3日/アリーナ立川立飛)
8月3日、メットライフ生命女子Fリーグ2025-26シーズンの第6節が行われ、立川アスレティックFCレディースとアニージャ湘南が対戦。立川は3-0で勝利した。
今シーズン、カフリンガBOYS東久留米から立川に移籍した中村みづき。初のトップリーグ挑戦に加え、フィクソでの新境地を開拓している。そんな中村は「もっと上を目指したい」とさらなる成長への意欲を口に。試合後、中村に現状の手応えと新たな挑戦への思いを聞いた。
取材=伊藤千梅
編集=柴山秀之
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両足のシュートが強み
──今日の試合を振り返っていかがですか?
ここまで6連勝していたこともあるんですけど、ホームゲームということでさらにみんなが気合を入れて臨んだ試合だったので、勝ち点3を取れたことに対してうれしく思います。
──立川のホームゲームの雰囲気はどう感じていますか?
これまで関東リーグのカフリンガBOYS東久留米というチームでプレーしてきました。カフリンガのホームゲームもすごく集客をしていて、地域の人たちもたくさん来てくれて盛り上がっていました。でもそれとさらに違った盛り上がりがあり、「いいところでプレーできているな」と実感しています。
──その実感は、どういった部分で?
まず応援の力をすごく感じています。あとは演出が地域リーグにはない規模感です。すごい贅沢なところでプレーできてるなと感じます。
──今シーズン、立川に加入した理由を教えてください。
もともと、女子Fリーグでプレーする気持ちはありませんでした。でもカフリンガで3年お世話になり、続けていくなかで新しいフットサルを学んでみたいと考えるようになりました。
年齢を考えても今がチャンスだと思いましたし、ここでチャレンジさせてもらえるならやってみようと考えて、移籍を決めました。
──実際プレーしてみて、どのような印象ですか?
まず対戦相手の個人レベルが高いですし、球際の部分が激しいです。立川の練習は、以前いたチームに比べて強度が高く、練習の頻度も増えています。だからこそ、味方とのすり合わせや細かく突き詰めることが求められますね。
──ご自身のプレーの中で、意識していることは?
もともとはアラをやっていて、フィクソは今回初挑戦のシーズンです。自分でボールを運ぶ力や両足のシュートを強みとしていますが、フィクソでもあるので、チームのバランスも取りながら強みを出していくことを意識しています。
──セカンドセットでの出場が多いですが手応えは?
セカンドセットは今シーズン初めてプレーする仲間が多いので、なるさん(平井成美)や、(佐々木)日菜乃を中心に、オフの時でもLINEで映像を見返して、「もうちょっとこうしたほうがいいよね」と話し合っています。
ファーストセットは昨シーズンからやっていて、成熟感があり見本となるようなプレーが多いですが、それに負けないように、こっちも伸びしろを出してもっともっと上を目指したいと思っています。
──現在7連勝していますが、チームの状態はいかがですか?
今日、メンバー外になった選手は絶対に悔しいと思います。でも、みんなで盛り上げてくれて、いい雰囲気で試合に臨めました。メンバー外の選手も、練習では一緒に切磋琢磨してやっているので、チームとしても一体感をもってできているのかなと思います。
──最後に、今シーズンの目標をお願いします!
個人としては「毎試合1点取りたい」と言っていたのですが、フィクソというポジションもありなかなかそれができていない状況です。でもその志をぶらさず、点が取れるフィクソになりたいと思ってます。
ここでプレーしている以上は、代表は目指すべき場所だと思っています。ただ、まだまだできていない部分があるので、まずはチームで成長して結果を出したいです。その先に代表があると思うので、ステップアップしていきたいと思います。
チームとしてはもちろん優勝を目指しています。次の西宮戦含め、一戦一戦を絶対に勝ち切りたいです。
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