Tリーグ2025-2026シーズンまもなく開幕 開幕直前記者会見で選手たちが意気込み語る

ノジマTリーグ2025-2026シーズン開幕を翌日に控えた2025年7月25日、開幕戦に先立って各チームの代表選手たちが記者会見で意気込みを語った。

男子からは小野泰和(T.T彩たま)、吉村真晴(琉球アスティーダ)、英田理志(岡山リベッツ)、吉村和弘(木下マイスター東京)、町飛鳥(静岡ジェード)が現地で記者会見に参加し、吉田雅己(金沢ポート)はオンラインでの参加となった。

写真:オンライン参加の吉田雅己(金沢ポート)の自然なガッツポーズに驚く町飛鳥(静岡ジェード)、吉村和弘(木下マイスター東京)/撮影:ラリーズ編集部
写真:オンライン参加の吉田雅己(金沢ポート)の自然なガッツポーズに驚く町飛鳥(静岡ジェード)、吉村和弘(木下マイスター東京)/撮影:ラリーズ編集部

女子は篠原夢空(日本生命レッドエルフ)、芝田沙季(日本ペイントマレッツ)、南波侑里香(トップおとめピンポンズ名古屋)、小林りんご(九州カリーナ)が現地参加、平野美宇(木下アビエル神奈川)がVTRでのメッセージのみを伝える形、田村美佳(京都カグヤライズ)がオンライン参加となった。

男子選手のコメント

写真:左から吉村真晴(琉球アスティーダ)、英田理志(岡山リベッツ)、町飛鳥(静岡ジェード)、吉村和弘(木下マイスター東京)、小野泰和(T.T彩たま)、吉田雅己(金沢ポート)/撮影:ラリーズ編集部
写真:左から吉村真晴(琉球アスティーダ)、英田理志(岡山リベッツ)、町飛鳥(静岡ジェード)、吉村和弘(木下マイスター東京)、小野泰和(T.T彩たま)、吉田雅己(金沢ポート)/撮影:ラリーズ編集部

小野泰和(T.T彩たま)

昨シーズン優勝した瞬間はベンチで試合を観ていました。チーム全体が一体となって、ファンの皆さんも大声援を送ってくださって、チームが1つになっていたなという印象があります。

彩たまの応援は、自分の場合は試合するときに緊張するので、声援を聞くと緊張がほぐれていつも通りの力を引き出してくれる存在です。

昨季は優勝できましたが、今シーズンは他のチームも戦力アップして強いチームがたくさんあるので、チャレンジャーという気持ちで1から優勝目指して頑張っていきたいと思います。

写真:左から吉村真晴(琉球アスティーダ)、小野泰和(T.T彩たま)/撮影:ラリーズ編集部
写真:左から吉村真晴(琉球アスティーダ)、小野泰和(T.T彩たま)/撮影:ラリーズ編集部

吉村真晴(琉球アスティーダ)

今季は、国際大会で経験豊富なアンジェヒョン選手、チョデソン選手、チョスンミン選手と韓国勢が軸になります。また、僕と同級生で、木下さんから移籍してきた大島祐哉選手と同じチームでプレーできることはすごく楽しみにしています。先日行われたユニバーシティゲームズでは岡野俊介選手が混合ダブルスで金メダルを獲ったりとか、勢いのある若い選手もたくさんいます。

日本選手、韓国選手、若手選手、それを束ねる田㔟監督とともにチーム一丸となってチャンピオン奪還を目標に頑張っていきたいと思います。

僕自身非常にいい準備をしてきて、良いプレーができると思いますので、昨シーズンの悔しい思いはこの開幕戦で借りを返せるのではないかと思います。

今シーズンは、しっかり勝ちに向かって進んでいくこと、そしてTリーグというものを選手とファンで繋がって盛り上げていけるように頑張っていきますので、今季の琉球アスティーダを楽しみにしてもらえたらと思います。

英田理志(岡山リベッツ)

先日、壮行会やリベッツが毎年続けている高校生と対戦する青春ドリームマッチというイベントにも参加させていただき、岡山リベッツは地元密着で岡山の皆さんに応援されているチームだと感じました。

張本智和選手も加入しましたし、チームとしては岡山リベッツ初の優勝で岡山に良いニュースを届けられるように頑張りたいと思います。

個人としても優勝に貢献できるように1つでも多く勝ち星を挙げていきたいと思います。

写真:左から英田理志(岡山リベッツ)、町飛鳥(静岡ジェード)、吉村和弘(木下マイスター東京)/撮影:ラリーズ編集部
写真:左から英田理志(岡山リベッツ)、町飛鳥(静岡ジェード)、吉村和弘(木下マイスター東京)/撮影:ラリーズ編集部

吉村和弘(木下マイスター東京)

新規外国人選手が数名、日本人では吉山僚一、若手の川上流星が新しくチームに加入して、すごく若いチームになっています。その中でも僕と田添健汰選手は30歳に近い選手ですが、常日頃から練習にたくさん参加することで、若手の良い刺激になるように努めていきます。

ツインエースの林昀儒選手と松島輝空選手も引っ張ってくれると思うので、そこで良い流れで乗れるようにみんなで頑張って1年間レベルアップできればと思います。

昨季は木下マイスター東京として初の4位で、悔しい思いを全員したので、今年はチーム全員で優勝という1つの目標に向かってやっています。

個人的にはシングルス、ダブルスともに昨季を上回れる数字を出したいと思います。

吉田雅己(金沢ポート)※都合によりオンライン参加

昨季の個人成績に関しては、移籍前はコーチ兼選手としてやっていて、選手一本としてやりたいという気持ちがあったので、金沢ポートに入ってからは選手1本でやらせていただいて、そういった気持ちの面が大きかったと思います。

今季のチームの注目ポイントとしては、昨シーズンはダブルスの勝率が悪かったので、今シーズンは左の選手を補強してダブルスが勝てるチームになったと思います。また、キャプテンの松平健太選手が手術から復帰して活躍してくれると思うので、そこを注目してほしいです。あとはおまけで自分も注目してもらえたら嬉しいです(笑)。

新規参入してから6位、5位ときてるので次4位にならないように、今季プレーオフにはしっかり入って、もちろん優勝を目指して頑張っていきたいなと思います。

写真:吉田雅己(金沢ポート)/撮影:ラリーズ編集部
写真:吉田雅己(金沢ポート)/撮影:ラリーズ編集部

町飛鳥(静岡ジェード)

監督兼選手となったところで変わったのは、選手選考やメンバー構成に携わっているところくらいです。それ以外は選手のときと特に変わっていないです。

今季注目してほしい選手は新外国人のシドレンコ選手。卓球ファンの皆さんも楽しみにしていると思いますし、僕らも一緒に試合できるのを楽しみにしています。1試合でも多くプレーしてほしいです。

静岡ジェードは既存の選手と新規の選手、どの選手も力をしっかり発揮して、僕は監督としても選手としてもチームに貢献できるように頑張っていきたいです。

女子選手コメント

写真:左から小林りんご(九州カリーナ)、芝田沙季(日本ペイントマレッツ)、篠原夢空(日本生命レッドエルフ)、南波侑里香(トップおとめピンポンズ名古屋)、田村美佳(京都カグヤライズ)/撮影:ラリーズ編集部
写真:左から小林りんご(九州カリーナ)、芝田沙季(日本ペイントマレッツ)、篠原夢空(日本生命レッドエルフ)、南波侑里香(トップおとめピンポンズ名古屋)、田村美佳(京都カグヤライズ)/撮影:ラリーズ編集部

平野美宇(木下アビエル神奈川)※都合によりVTRでのコメント

いつも応援ありがとうございます。

今日は記者会見に行けず申し訳ございません。木下アビエル神奈川は昨シーズン優勝することができました。

今シーズンはチーム初の2連覇を目指して頑張りたいと思います。

開幕は8月1日の京都での試合に臨みます。開幕に向かってチーム一丸となってしっかり準備して勝利できるように頑張ります。

今シーズンも応援のほどよろしくお願いいたします。

写真:左から芝田沙季(日本ペイントマレッツ)、篠原夢空(日本生命レッドエルフ)/撮影:ラリーズ編集部
写真:左から芝田沙季(日本ペイントマレッツ)、篠原夢空(日本生命レッドエルフ)/撮影:ラリーズ編集部

篠原夢空(日本生命レッドエルフ)

今年は王座奪還を目指して、みんなが明るい雰囲気ながら引き締まった雰囲気で準備ができています。

個人的には、もし試合に出られた場合はしっかり自分らしいプレーができたらと思います。

芝田沙季(日本ペイントマレッツ)

レギュラーシーズンの優勝よりも、プレーオフファイナル負けてしまった悔しさが大きかったシーズンでした。今年はプレーオフを制して優勝できるようにしたいと思います。

開幕戦が行われる代々木第二体育館は他の体育館と違って丸い形をしていて、応援も感じやすいですし、ファンの方と距離も近くて盛り上がる印象があります。

開幕戦メンバーは若い選手が中心にはなるんですけど、チームとして開幕戦をもちろん勝つことを目標にしつつ、レギュラーシーズン1試合目、勢いづけられるようなプレーをしたいと思います。チームみんながそういうプレーができるようにサポートしつつ、自分のプレーも頑張りたいと思います。

南波侑里香(トップおとめピンポンズ名古屋)

新監督の木原翔貴監督はとにかく優しいです。関西の方なので冗談も言ってくれつつ、言うときはしっかりいてくれて、丁寧に1つ1つの細かい技術も教えてくれる良い監督です。

新加入の木原美悠選手は日本トップでやられている選手なので、プレーや雰囲気で引っ張ってくれるだろうなということで、一緒に練習や試合ができることもすごく楽しみです。

昨シーズンは4位で、セミファイナルに進出まであとちょっとですごく悔しい思いをしたので、あと少しだったということで、今季は1球1球や1点1点、勝ちにこだわって、チーム全員で頑張っていきたいと思います。

写真:左から小林りんご(九州カリーナ)、南波侑里香(トップおとめピンポンズ名古屋)/撮影:ラリーズ編集部
写真:左から小林りんご(九州カリーナ)、南波侑里香(トップおとめピンポンズ名古屋)/撮影:ラリーズ編集部

小林りんご(九州カリーナ)

昨季はTリーグデビューさせていただき、Tリーグ独特の雰囲気や初めて対戦させていただく選手も多くて、最初はとても緊張しました。九州のチームの雰囲気やファンの皆さんが応援してくださり、回数を重ねていくごとにどんどん楽しくプレーできるようになってきたと感じています。

今季からアスティーダからカリーナに名称を変更しました。カリーナというのはラテン語で船の竜骨、りゅうこつ座という星座の意味もありますので、チームとして星座のように輝けるように頑張りたいなというのと、カリーナはイタリア語で可愛いという意味もあるので、試合中は輝いて、試合以外は可愛く頑張れたらなと思います。

昨季5位という結果で終わってしまったので、今シーズンは名前を変えたので、新チームとして順位を上げられるように頑張りたいと思います。

田村美佳(京都カグヤライズ)※都合によりオンライン参加

今年のチームは、新しく入ってきてくれたメンバーもいるんですけど、壮行会の控室などでも常に話が絶えないくらい仲が良いので、仲の良さとチーム力が一番の売りになると思います。

今年はロゴも変更して、去年までは竹が中心のデザインでしたが、今年はそのしなやかな竹に桜も加わってさらに京都がイメージしやすいものになったと思います。

去年は6位だったんですけど、今年はロゴも変わって満開のときに一番輝く桜をロゴに入れていただいたので、選手たちは竹のようにしなやかに伸びて、桜のように選手が1人1人咲いてチームが上位にいけるように頑張りたいと思います。

写真:田村美佳(京都カグヤライズ)/撮影:ラリーズ編集部
写真:田村美佳(京都カグヤライズ)/撮影:ラリーズ編集部

文:ラリーズ編集部