川崎春花が歴史的V 最多アンダーパー記録樹立に「意識は全然なかった」【2024年思い出フォト】

川﨑春花が歴史的スコアで通算4勝目を挙げた(写真は昨年大会)(撮影:鈴木祥)

福岡県のザ・クイーンズヒルゴルフクラブで行われた2024年の「大東建託・いい部屋ネットレディス」。川崎春花が歴史的なプレーで2週連続優勝を挙げた。

大会最終日、単独トップで出た川﨑春花は前半で3つ、同組だった三ヶ島かな、山下美夢有はともに4バーディを奪取した。伸ばし合いが続くかと思われたが、三ヶ島と山下が後半に入って失速。一時は並ばれる場面もあったが、15番パー4からの3連続バーディで最終18番は2位と4打差をつけて迎えた。

最後は約1メートルのパーパットを沈めて、4日間で1イーグル・28バーディ・2ボギーをマーク。ツアー新記録となるトータル28アンダーで逃げ切り、前戦の「ミネベアミツミレディス」に続く通算4勝目を飾った。

2016年に「大王製紙エリエールレディス」でテレサ・ルー(台湾)が記録した72ホール最多アンダーパー『-24』を4打も更新。「意識は全然なかった。長いのが入ってうれしかったので、またそこから集中できた」。記録のことを知ったのは前日だったが、歴史に名を刻む勝利を喜んだ。