「MLB」5試合連続37号本塁打のドジャース大谷翔平、今シーズン58本塁打ペースに

大谷翔平(写真:AP/アフロ)

大谷翔平(写真:AP/アフロ)
7月24日、MLB「ミネソタ・ツインズ対ロサンゼルス・ドジャース」の一戦が行われ、3-4でドジャースが勝利した。

8回にツインズに逆転を許すも、9回裏にフリーマンが逆転サヨナラ安打を放ちドジャースを勝利に導いた。

2番指名打者で先発出場した大谷翔平は第1打席に5試合連続となる37号本塁打を放ち、ダイヤモンド・バックスのスアレスを抜きナショナルリーグ本塁打ランキング首位に躍り出た。

大谷は安打量産とはいかないが5本ともセンターから左方向への本塁打と打撃好調モードへ

大谷の球団最長タイとなる5試合連続本塁打は、初回の第1打席に生まれた。

カウント0-2と追い込まれた状態だったが、真ん中に入ってきたカーブを完璧にはじき返しセンター左に134メートルの本塁打を放ってみせた。

直近の5本はすべてセンターから左側への本塁打ということで、その好調さがわかる。

この5試合連続本塁打で大谷はなんとシーズン58本ペースとなった。

十分に昨季記録した54本塁打を超える可能性もあるだろう。

シーズン途中から投手としてもプレーしているにも関わらずキャリア更新を狙える数字を叩き出すあたりは、さすが大谷といったところだ。

打率こそ.270台だが、それでも本塁打王を狙えOPSも1.000クラスの成績となっていることからも、MLB屈指の打者であることを示している。

6勝11敗と7月不調のドジャースにとって貴重な勝利に

今日のツインズ戦はドジャースにとって非常に大きなサヨナラ勝利だといえる。

ナショナル・リーグ西地区の首位をキープしているとはいえ2位のパドレスとのゲーム差が3.5に縮まっていたが、今日のツインズ戦の勝利によって2位陥落の可能性は低くなった。

7月の成績が6勝11敗だったが、この日の勝利で7勝11敗としチーム全体の雰囲気は必然的に良くなるだろう。

とはいえ大谷は5試合連続本塁打などその実力を示しているが、投手陣が踏ん張り切れない試合やベッツを筆頭に打撃陣の不調などドジャースは厳しい状況が続いている。

ドジャースは1日休養を挟み26日からはレッドソックスとの3連戦となるが、第2戦目の先発予想はカーショー、第3戦の先発予想は大谷翔平となっているため、2カード連続の勝ち越しを実現したいところだろう。