
間もなく、夏本番! 夏休みにはゴルフの予定でパンパン…という読者も多いのではないでしょうか? ALBA.Netでは、そんなみなさんを応援するため、7月を『飛ばし月間』に設定。飛距離アップにつながる記事をお届けしていきます。そしてその一環として、第一線で活躍する現役バリバリのツアープロにスイングの注意点、練習法、道具選び…など“飛ばしの極意”を聞いてきました! 毎日、読んでいただき、“きのうの自分よりも1ヤードアップ”を目指していきましょう! 今回は、米ツアーでルーキー優勝を挙げた岩井千怜。
◇
岩井ツインズの妹で、日本ツアーは通算8勝。今季から米国女子ツアーに主戦場を移し、5月「リビエラ・マヤオープン」で初優勝を果たした。昨季日本でのドライビングディスタンスは250.14ヤードで13位、今季米国では266.03ヤードで54位。ショットでつけ、パットも決め切る、というオールラウンダーとして知られている。
『アマチュアが飛ばすためのコツは?』と聞くと、「ゴルフってアドバイスをするのが一番難しいスポーツですよね…」と前置きしながら、こう続けた。
「それぞれのクセもあるし、すぐに直らない。だからこそ、技術的ではなくて、グリップを変えたり、アドレスを変えたり、そういう(基本的な)ことから始めた方がいいと思います」
そして、飛ばすための“技術的ではない方法”も教えてくれた。
「ティを少しだけ高くしたり、クラブを少し長く持つだけでいいと思います。当たれば、いつもより3ヤードくらいは飛びますよ」
アドレス時に少し工夫するだけのシンプルなアドバイスだ。ティは「ほんのちょっと。数ミリだけ」高くすることで、弾道も変わるという。そして、クラブを長めに持つときの注意点も、たったひとつ。
「気を付けるのは、振り急がないこと。振り急ぐとクラブが遅れて当たらないので、インパクトまでしっかり待つことが大事です。急がず、タメを作ることを意識してください。飛ばしたいときこそ、待つんです」
岩井千怜のゆったりスイングをイメージしながら、振ってみるのはいかが?
Follow @ssn_supersports