「NBAサマーリーグ」河村勇輝、アピール成功でブルズ入団に前進!他チームから声が掛かる可能性も

河村勇輝(写真:西村尚己/アフロスポーツ)

河村勇輝(写真:西村尚己/アフロスポーツ)
NBAサマーリーグにブルズの選手として参加している河村勇輝だが、7月15日に行われたペイサーズ戦で15得点10アシストという素晴らしい活躍を見せたことによりNBAのチームから声が掛かる可能性が高まっている。

河村の獲得を支持する声は大きくなっている

サマーリーグの第1戦、第2戦は大きなアピールができなかった河村だったが、3戦目となるペイサーズ戦は最高のパフォーマンスを披露した。

27分46秒のプレータイムで15得点10アシスト、3スティールと素晴らしいスタッツを残した。

ターンオーバーも3に留め、出場時の得失点差を示すプラス/マイナスもチーム最多となる「プラス14」だった。

その活躍は「圧巻」ともいえるほどで、この試合で最も目立ったプレーヤーだったといえるだろう。

昨シーズンオールルーキーセカンドチームに選出されたブルズ所属のマタス・ブゼリス(20)も、「彼と一緒にコートに立つことは大きな意味を持つ」と河村との共闘を希望するようにも思える発言をしている。

もしも次戦でペイサーズ戦のような活躍ができれば、ブルズとの2WAY契約や他チームからの2WAY契約打診もありえるだろう。(現状ブルズの2WAY契約3枠は埋まっているため、誰かしらが本契約する必要はあるが)

ペイサーズ戦で確かな活躍を見せたことで、その可能性は大幅にUPしたといえる。

河村が所属するブルズは7月17日にバックスとの試合を予定している。

勝率上位4チームに入ればプレーオフに進出できるが、ブルズは3戦を終えて1勝2敗であるため、プレーオフ進出の可能性はすでに断たれている。

ここまで一定以上のアピールに成功している河村だが、NBAの舞台でプレーできるかは明日行われる最終戦に懸かっていると言っても過言ではないだろう。

ダブルダブル以上の成績を残しつつ、課題であるディフェンス面で粘り強さを見せることと一定以上の3ポイント成功率を示すことが必要となるはずだ。

実現させるのは容易ではないが、「河村ならば」と期待できるのも確かだ。

果たして河村は最終戦でペイサーズ戦のような活躍ができるのか、そのプレーに注目だ。