
最高の一瞬『明暗もまた魅力』
来年の箱根駅伝のシード権争いは、最後4チームの争いになり、順天堂大学が10位とわずか7秒差の11位となってシード権を逃し、来年は予選会からの出場となりました。
ゴールの裏を通って選手たちは引き上げてきますが、チームメイトに支えられて笑いながら通る選手もいれば、こうやって泣きながら通る選手も。もう泣くというよりも絶望という雰囲気が出ていますね。
別のところでもうちょっと貯金が作れたらとか、いろんなことがあると思うんですけど、こうして明暗が分かれるところも箱根駅伝をみんなが好きになる要因の一つであると思います。
トレーニングやシューズの進化もあり、年々タイムも速くなり、レベルも上がっています。来年もまた撮影が楽しみです。
▼岸本勉(きしもと・つとむ)
1969年生まれ、東京都出身。
10年余りスタッフフォトグラファーとして様々な国内外のスポーツイベントを撮影。2003年に独立、「PICSPORT(ピクスポルト)」を設立。良くも悪くも人の記憶に残る写真を撮ることを心がけている。オリンピックは夏季冬季合わせて15大会、FIFAワールドカップは7大会、ほか国内外問わず様々なスポーツイベントを取材。国際スポーツプレス協会会員(A.I.P.S.)/日本スポーツプレス協会会員(A.J.P.S.)
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