
「NBA」カンファレンスファイナル初戦!ウルブズは圧倒的な実力を誇るサンダーに下剋上なるか
ルディ・ゴべア(写真:AP/アフロ)
5月21日、NBAプレイオフカンファレンスファイナル第1戦「オクラホマシティ・サンダー対ミネソタ・ティンバーウルブズ」の一戦が行われる。
若く勢いのあるサンダーに対しティンバーウルブズは経験値の高い選手が多く、サンダーはレギュラーシーズン1位、ティンバーウルブズはレギュラーシーズン6位という極端な特徴を持つ2チームの対戦となる。
圧倒的なオフェンス力を誇るサンダー
レギュラーシーズンの平均得点が32.7点で得点王に輝いたシェイ・ギルジャス・アレクサンダーを筆頭に、21.6点のジェイレン・ウィリアムズ、15.0点のチェット・ホルムグレン、11.2点のアイザイア・ハーテンスタイン、10.1点のルグエンツ・ドルトなど多くの得点源があるサンダー。
トップからシェイ・ギルジャス・アレクサンダーやジェイレン・ウィリアムズが起点となるオフェンスパターンだけでなく、インサイドからハーテンシュタインが起点となるパターンもあるなど、「ここを抑えれば勝てる」といったチームではない。
さらにスターター全員が機動力に優れているため、ディフェンスに関してもハイレベルだ。
ターンオーバーに追い込む強さがあり、これにはウルブズのエースであるアンソニー・エドワーズも苦戦するはずだ。
A・エドワーズのこの力に期待大のウルブズ
対するティンバーウルブズは、アンソニー・エドワーズ次第といった傾向にあるチームだ。
オフェンスに関してはアンソニー・エドワーズ頼りとなるだろう。
1on1の強さが圧倒的であるエドワーズだが、プレイオフに入りアシストプレーも増え、より怖い選手に成長している。
インサイドにドライブするプレーだけでなく、外のシュートのタッチが好調ならばサンダー相手にも試合を支配する可能性がある。
また、サンダーは216㎝のチェット・ホルムグレンと213㎝のアイザイア・ハーテンスタインを要していて、高さも兼ね備えている。
ウルブズは216㎝のルディ・ゴべア以外には206㎝のジェイレン・マクダニエルズと同じく206㎝のジュリアス・ランドルとそれほど高さがないため、ゴベアがいかにリバウンドで対抗できるかがポイントの1つとなるだろう。
果たして注目のカンファレンス・ファイナル第1戦はどのような結末となるのか、明日の試合に注目だ。
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