久保建英(写真:なかしまだいすけ/アフロ)

ソシエダ退団濃厚の久保建英、移籍先はプレミアリーグ強豪かそれともスペイン3強か

久保建英(写真:なかしまだいすけ/アフロ)
5月16日、レアル・ソシエダに所属する3選手の退団が濃厚となっているとスペインメディア『El Desmarque』が報じた。

その3人は、アーセナルとの個人合意報道があったスビメンディと主力MFのブライス・メンデス、そして日本代表MFの久保建英だ。

この報道では「久保はプレミアリーグへの移籍を検討している」とされているが、果たして報道通りプレミア強豪クラブへの移籍が実現するのだろうか。

久保には6000万ユーロ(約98億円)の契約解除条項があるため交渉は難航しそうな雰囲気だ。

プレミア移籍ならばリバプールが本命も他のビッグクラブの可能性もあり

久保に関しては今季プレミアリーグを制したリバプールが長らく強い関心を寄せていたが、久保のソシエダ退団が濃厚となったことで本格的に獲得に乗り出す可能性がある。

ただし、リバプールはモハメド・サラーとの契約延長を発表しており、久保がリバプールに移籍したとしても右WGのスタメン奪取は難しいだろう。

そのため、久保がリバプール以外のビッグクラブへの移籍を選択する可能性もありえる。(もちろん正式オファーがあればの話だが)

サカのいるアーセナルはリバプールと同じ悩みとなる可能性が高いためないだろう。

ニューカッスルやチェルシーであれば、CLにも出場できる可能性が高くアーセナルやリバプールほどライバルが強力ではないため、チャンスはあるはずだ。

スペイン3強の可能性もありえる

今回の報道では「プレミアリーグへの移籍を検討している」という内容だったが、慣れ親しんだスペイン国内のクラブへの移籍もまだまだ可能性があるといえるだろう。

候補となるのはやはりレアル・マドリード、バルセロナ、アトレティコ・マドリードの3強か。

ロドリゴが退団濃厚であることを考えれば、もう一度レアルに戻りチャレンジしてみるのもありだろう。

新たにレアルの監督に就任するシャビ・アロンソは元ソシエダの選手であり、かつてソシエダBの監督をしていた時には「クボは特別な才能を持っている」と称賛していた。

ロドリゴが退団したとしても、ギュレルやブラヒム・ディアスといったスターがいるため一筋縄とはいかないが、オファーが来るならばチャレンジてみても良いのではないだろうか。

アトレティコ・マドリードに関してはグリーズマンの去就次第ではないか。

シメオネ監督の息子であるジュリアーノ・シメオネが右WGを務めているが、アルバレスとの2トップ起用などもありえる。

バルセロナに関してはレアルとアトレティコほど確率は高くないが、サプライズ移籍が実現する可能性もゼロではない。

クラブの未来であるヤマルが右WGであるためスタメン奪取は難しいが、トップ下ならばダニ・オルモとスタメン争いができるはずだ。

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