ステフィン・カリー(写真:AP/アフロ)

「NBA」カリー擁するウォリアーズ、7戦までもつれ込んだプレイオフでロケッツを下しカンファレンス準決勝進出

ステフィン・カリー(写真:AP/アフロ)
5月5日(日本時間)、NBAプレイオフ1回戦「ヒューストン・ロケッツ対ゴールデンステイト・ウォリアーズ」の一戦が行われ89-103でウォリアーズが勝利した。

3勝3敗で迎えた大一番だったが、この試合に勝利したウォリアーズがカンファレンス準決勝への進出を決めた。

カリーは激しいマークに苦戦も後半巻き返し勝利に貢献

西地区第2シードのロケッツと第7シードのウォリアーズの戦いは、まさに死闘となっている。

ウォリアーズは3勝1敗から2連敗しており、第7戦はロケッツのホームで行われるため、流れ的にはロケッツ有利だと思われていた。

「第6戦までのウォリアーズ勝敗」

第1戦 95-85  勝利
第2戦 94-109  敗戦
第3戦 104-93  勝利
第4戦 109-106 勝利
第5戦 116-131 敗戦
第6戦 107-115 敗戦

カリーのロケッツとの6試合のスタッツは24.3得点、3ポイント成功率39%(64本中25本成功)、5.5アシストとまずまずのスタッツとなっているが、チームを勝利に導く爆発的なプレーは見せていなかった。

ロケッツとの第7戦も徹底マークに遭い、第3クオーター終了時点でわずか8得点に抑えられる。

しかし、6アシストとチャンス自体は作れており、ウィリアーズはバディ・ヒールドの3ポイントが大当たりで8点差をつけて最終クオーターに突入する。

そしてカリーは最終クオーターで貴重な3ポイントを決めるなど要所でさすがの活躍を見せる。

結局20得点の大台に乗せ、ダブルダブルを達成させるあたりはさすがカリーといったところだ。

残り10分で13点差をつけたウィリアーズは、危なげなくリードを守り切り見事4勝目をもぎ取った。

カリーと同じくNBAを牽引する大ベテランのスターであるレブロン・ジェームズは惜しくもプレイオフ1回戦で姿を消している。

ロケッツ戦でカリーも姿を消しカンファレンス準決勝以降で両者の姿が見えなくなる可能性もあったが、ウィりアーズがロケッツを下したためカリーのプレーはまだ堪能できる。

この試合に勝利したウォリアーズはカンファレンス準決勝でそのレイカーズを破ったティンバーウルブズと対戦する。

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