
「NBA」レイカーズがプレイオフ第2戦に勝利!ティンバーウルブズとの対戦成績は1勝1敗に
八村塁(写真:Imagn/ロイター/アフロ)
4月23日(日本時間)、NBAプレイオフ「ロサンゼルス・レイカーズ対ミネソタ・ティンバーウルブズ」の第2戦がレイカーズのホームであるクリプトドットコム・アリーナで行われ、94-85でロサンゼルス・レイカーズが勝利した。
ディフェンスが劇的に改善したレイカーズが勝利
レイカーズは明らかに第1戦とはディフェンスの意識が変わり、ウルブズのオフェンスを難しくした。
ウルブズの第1クオーターは15点のみで、FG%が27.7%(18本中5本)、3ポイント成功率も28.6%(7本中2本成功)とかなりレイカーズのディフェンスに苦労したことがわかる。
対するレイカーズは八村塁がウルブズのナズ・リードとの接触で鼻付近から出血し一時ロッカールームに下がるなどアクシデントに見舞われたが、ドンチッチが第1クオーターだけで16得点を挙げチームとしても34得点と大きくリードし第2クオーターへ突入した。
第2クオーターはウルブズが息を吹き返し点差を15点まで縮める。
ハーフタイム後の第3クオーター以降は一進一退の攻防が続き、レイカーズは最終クオーターを81-65の16点差で迎える。
最終クオーターはレイカーズが先制し18点差とするが、その後はアンソニー・エドワーズとジュリアス・ランドルを中心にウルブズペースで試合が進む。
レイカーズは5分以上もFGが決まらず残り6分の段階で9点差まで差を縮められるなど、試合の勢いを完全にウルブズに持っていかれてしまった。
試合はなんとかレイカーズが逃げ切ったものの、最終クオーターの失速は3戦目以降の課題だといえるだろう。
アクシデントを乗り越えレイカーズの勝利に貢献した八村
鼻付近から出血しロッカールームに一時下がっていた八村は、第2クオーター途中から試合に復帰しフェイスガードを付けてプレーを続行させた。
得意の3ポイントこそ1本も決められなかった(2本中0本)、FGは44.4%(9本中4本)、フリースローも3本すべて決め切り11得点を挙げるなどチームの勝利に貢献した。
膝の状態は依然として万全とは言えないが、八村がいなければ一気にディフェンス力が落ちるため、何とかプレイオフ期間を離脱せず戦い抜きたいところだ。
レイカーズ対ウルブズの第3戦は4月26日、ウルブズのホームであるターゲット・センターで行われる。
第3戦に勝利したチームはかなり有利な状況となるだけに、どのような試合になるのか注目だ。
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