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佐久間朱莉が待望の初V! 「打感のいい」新投入パターが勝利を後押し【勝者のギア】

佐久間朱莉が待望の初V(撮影:佐々木啓)

<KKT杯バンテリンレディス 最終日◇20日◇熊本空港カントリークラブ(熊本県)◇6565ヤード・パー72>

ついに悲願成就だ。プロ5年目の22歳・佐久間朱莉が5バーディ・ボギーなしの「67」をマーク。トータル11アンダーで1打差を逆転し、念願のツアー初優勝をつかんだ。「オフシーズンに取り組んできたアプローチ、パターが結果になってきた」と話す佐久間。3日目の平均パット数も1位で、技術・メンタル・道具の全てで、パッティングに確かな手応えを得ていた。

「(昨年より)技術面はしっかりタッチが合うようになって、しっかりカップに届くパットが増えたと思います。気持ち面では周りの結果だけじゃなく、自分の結果を重視するようにして、今日も10アンダーに行くと決めていたので、前半はひたすらそれに向かって戦っていたと思います。昨日、2桁アンダーの優勝が出ていないと聞いたので、今週の目標を変えました。

タッチが強くなったというより、リズムに気を付けるようにしました。前までは緩んだりパンチが入ったりして、リズムが一定じゃなかった。そのリズムを一定にしたら合うようになってきました。(今週カギになったクラブは)パターです。今日は本当にパターに助けられて、悪い流れを持ってこないようになったので、1本選ぶならパターです」(佐久間)

今季の開幕から使用し始めた新パターは、契約するPINGの最新作『スコッツデール』シリーズで、『ソフトな打感ながら転がりがいい』という触れ込みのモノ。開幕時にパターを変更した際に佐久間は「打感が決め手だった」と話していた。

「私は打感が弾く感じが好きじゃなくて、少し柔らかい方が好きなんです。それで、なかなか前のモデル(クランクネックのPING 2021 DS72)が替えられなかったのですが、今のモデルは好みの打感だったので替えました。それに、スーと伸びる感じで球がコロがる点もいいですね」(同)

シャフトは下記の様にアイアンだけでなく、ドライバーからウェッジまで日本シャフト製で全てを揃えている。

【佐久間朱莉のクラブセッティング】
1W:ピン G430 MAX 10K(9°レジオフォーミュラB+S55 45㌅)
3,5W:ピン G440 MAX(15,19°レジオフォーミュラB+S55/S65)
4,5U:ピン G440(23,26°N.S.PROプロトタイプ)
6I~PW:ピン BLUEPRINT S(N.S.PRO 850GH S)
50,54,58°:ピン S159(N.S.PRO 950GH neo S)
PT: ピン スコッツデール DS72 
BALL:タイトリスト Pro V1x

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