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佐々木朗希(写真:AP/アフロ)

「MLB」ドジャース佐々木朗希が6回2失点の好投もレンジャーズのサヨナラ本塁打で初勝利ならず!

佐々木朗希(写真:AP/アフロ)
4月20日(日本時間)、MLB「テキサス・レンジャーズ対ロサンゼルス・ドジャース」の一戦が行われ、4-3でテキサス・レンジャーズが勝利した。

先発投手としてマウンドに上がった佐々木朗希が6回2失点と好投したが、初勝利とはならなかった。

この日「父親リスト」入りで欠場していた大谷翔平と真美子夫人に女児が誕生したということで出産を祝う勝利を挙げたかったところだが、思わぬ敗戦となった。

佐々木朗希が6回2失点の好投も勝利に結びつかず

MLBで1年先輩となる山本由伸が4月19日のレンジャース戦で7回無失点(被安打5、奪三振10)と素晴らしい投球で3勝目を挙げた。

防御率は驚異の0.93となり、ナショナル・リーグでトップの成績となっている。

日本での実績は圧倒的に山本が上だが、佐々木にも意地がある。

この日の佐々木は最速97マイル(156㎞)と球速自体は抑え気味だったが、打たせて取る投球で試合を作った。

カイル・ヒガシオカに2安打を打たれたのみで、その他の打者は完全に抑えきり6回2失点(被安打2、奪三振4)という結果を残し7回からドレーヤーにマウンドを託す。

8回からはフィリップスが昨シーズンポストシーズン以来となる復帰登板し、2奪三振で2アウトを取る。

1番のマーカス・セミエンに安打を放たれ降板したが、ドジャースにとってフィリップスの復帰は明るい材料だといえるだろう。

フィリップスから引き継いだサウスポーのベシアは8回を抑えきったが、9回のイエーツがレンジャーズの4番アドリス・ガルシアにサヨナラ本塁打を放たれ悔しい逆転負けとなった。

明日21日からは大谷翔平も復帰する可能性が高い。

サヨナラ負けで5連勝はお預けとなったが、太田が復帰すればチームにも勢いが付きそうだ。

投手陣は怪我人が多く苦しい状況ではあるが、山本由伸がMLBトップクラスの実力で完全にドジャースのエースとなっており、佐々木朗希も今日の試合で戦力として戦えることを示しているのは好材料だといえるだろう。

スネルが負傷離脱、グラスノーが防御率4.85と本調子から程遠い状態であるため、日本人投手コンビに懸かる期待は非常に大きい。

大谷の投手復帰も徐々に近づいており、ドジャースにおける日本人選手の存在感は日増しに高まっている。

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