
ステフィン・カリー(写真:AP/アフロ)
4月14日(日本時間)、NBAのレギュラーシーズン全日程が終了した。
熾烈なプレイオフ争いが繰り広げられていたウェスタン・カンファレンスは、最終戦の結果ナゲッツ、クリッパーズ、ティンバーウルブズが6位以内を確定させ、プレイオフストレートインを確定させた。
各カンファレンス7位~10位のチームは4月16日、17日、19日に行われるプレイイントーナメントを勝ち抜くことができればプレイオフへの出場権が与えられる。
NBA各カンファレンス最終順位(10位以内)
・イースタン・カンファレンス
1位 キャバリアーズ
2位 セルティックス
3位 ニックス
4位 ペイサーズ
5位 バックス
6位 ピストンズ
7位 マジック
8位 ホークス
9位 ブルズ
10位 ヒート
・ウェスタン・カンファレンス
1位サンダー
2位ロケッツ
3位レイカーズ
4位ナゲッツ
5位クリッパーズ
6位ティンバーウルブズ
7位ウォリアーズ
8位グリズリーズ
9位キングス
10位マーベリックス
2025シーズンNBAプレイオフ組合せ
・イースタン・カンファレンス
キャバリアーズ対プレイイン2
バックス対ペイサーズ
ニックス対ピストンズ
プレイイン1対セルティクス
・ウェスタン・カンファレンス
サンダー対プレイイン2
クリッパーズ対ナゲッツ
レイカーズ対ティンバーウルブズ
プレイイン1対ロケッツ
上位チームは圧倒的に有利な状況でプレイオフに臨む
レギュラーシーズン最終戦はプレイオフ出場権を争うチームにとっては全力でプレーしなければならない試合だが、すでに順が確定している上位陣にとっては主力を温存する試合となる。
ウェスタン・カンファレンスでいえば、1位のサンダーはシェイ・ギルジャス・アレキサンダーら主力を温存しており、3位レイカーズもルカ・ドンチッチやレブロン・ジェームズ、八村類などの主力を温存した。
すでにプレイイントーナメントに回ることが確定しているグリズリーズもジャ・モラントら主力を休ませ、河村勇輝らのベンチメンバーが最終戦でプレーした。(河村勇輝は12得点5アシスト5リバウンドと活躍)
上位陣が有利なのはコンディション面だけではない。
各カンファレンスではプレイオフに出場する残り2枠をプレイイントーナメントによって決めるわけだが、レギュラーシーズン終了後に2試合(7位もしくは8位のチームは初戦に勝利すればプレイオフ出場確定)行わなければならない。
これに対して上位陣は最終戦で主力を温存させながら、4月20日からの試合に臨むことができるわけだ。
どのチームも82試合という長いレギュラーシーズンを戦い抜いたため、けが人やコンディションに不安を抱えている選手が多くなっている。
上位陣はストレートイン争いを演じたチームよりもかなりコンディション面で有利な状況で戦えるのだ。
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