
久保建英、サラーの契約更新でリバプール移籍の可能性なしか!成功がイメージできる移籍先は2クラブ
久保建英(写真:なかしまだいすけ/アフロ)
4月11日、リバプールがエースであるモハメド・サラーと新たな契約を結んだと発表した。
契約期間は2年間となっている。
サラーは「リバプールで8年間プレーしたけど、できれば10年間プレーを続けたい」とコメントしており、これによりリバプールがサラーと同じポジションである久保建英を獲得する可能性はほぼゼロになったといえる。
アーセナル、バルサは強力なライバルがいるため除外か
久保建英のサッカースタイルに最もフィットしていて、CL優勝を狙えるクラブとして挙げられるアーセナルとバルセロナだが、アーセナルはサカ、バルセロナはヤマルとチームのエースが右WGを務めているため可能性はゼロに近いだろう。
久保は右WG以外もこなせるが、アーセナルにはウーデゴール、バルセロナにはガビやペドりといった選手がいるため、久保が主力になれるイメージはない。
アーセナルの場合はサカとウーデゴールのローテーション要員として欲しがる可能性はあるが、久保自身がそれを良しとしないだろう。
バルセロナに関してはエリック・ガルシアをソシエダに差し出すことで移籍金を安くしようと考えているといった報道も出ているが、ヤマルとポジションが被っている久保の獲得に乗り出すとは考えにくい。
最も成功がイメージできるクラブはアトレティコとシティか
プレミアリーグであれば、チェルシーも獲得に乗り出す可能性があるが、マドゥエケやネトがおり、毎年CLに出場できるほどのメガクラブではないため、久保側のメリットがそれほど高くはない。
そういった意味では、アトレティコ・マドリードとマンチェスター・シティの2チームは魅力的に感じるはずだ。
アトレティコは、レアルとバルサに次ぐラ・リーガ3番手のクラブであり、2強を打ち負かす野心を持っている。
リーグを変えなくても良く、ライバルとなるグリーズマンは今夏移籍する可能性が高い。
もう1人のライバルである監督の息子ジュリアーノ・シメオネは、実力はあるものの間違いなく久保に分がある。(久保との併用も可能)
シティに関しては、今季は苦戦しているものの、バルセロナイムズを持つグアルディオラ監督が契約延長しており、デブライネが今季限りでその他複数のベテラン選手も退団濃厚であることから、久保が移籍し主力を奪える可能性も高い。
フォーデンやベルナルド・シウバ、サビーニョといったライバルのうち1人でも退団となれば、久保にも十分チャンスがあるはずだ。
シティにはハーランドという世界屈指のCFがいるため、久保がシティで移籍すればアシスト数は数倍にも増るだろう。
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