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佐野海舟(写真:picture alliance/アフロ)

リーグ戦全試合スタメン出場の佐野海舟、日本代表復帰待望論は強まるばかり!

佐野海舟(写真:picture alliance/アフロ)
2月8日、ブンデスリーガ第21節「マインツ対アウクスブルク」の一戦が行われる。

6位につけ来季のCL出場権獲得の可能性もあるマインツはホームでの試合であるため、是が非でも勝っておきたいところだ。

注目はやはり佐野海舟だろう。

リーグ戦全試合スタメン出場中の佐野

移籍が決まった後に起こったスキャンダルの影響により一時は「プレー不可能なのでは?」といった不安もあった佐野だったが、無事にチームに合流すると短期間で監督やチームメイトからの信頼を勝ち取った。

開幕戦でさっそくスタメン出場すると、85分までプレー。

第2節ではスタメンフル出場を果たす。

第3節ではスタメン出場し79分までプレーしたが、驚くべきはその後17試合連続スタメンフル出場していることだ。

4大リーグのチームに所属し全試合スタメンで17試合連続フル出場するのは、並大抵のことではない。

欧州でも注目されているボー・ヘンリクセン監督にとって佐野は「替えの利かない選手」なのだ。

得点やアシストこそないが、豊富な運動量と圧倒的なボール奪取能力でマインツに安定をもたらしているが、ドリブルで縦へと運ぶ推進力やつなぎの上手さなど、攻撃面でも貢献できている。

「どんなビッグクラブにもフィットするほどの現代的なMF」と言っても過言ではないだろう。

本日行われるアウクスブルク戦も、当然ながらスタメン出場することだろう。

日本代表への復帰待望論は日増しに強まるばかり

欧州では「疑わしきは罰せず」の理論でプレーが可能だが、日本ではなかなかそれが難しい状況だ。

その活躍から日本代表への復帰待望論が強まっているが、おそらく3月のW杯最終予選2連戦では招集されないだろう。

しかし、すでに日本代表の中でもトップクラスの実力となり、ブンデスリーガでも実績を重ねている現状を踏まえれば、招集も現実的な選択肢となっているはずだ。

キャプテンの遠藤航の後継者としてはもちろん、現時点でもライバルと表現しても良い存在になりつつある。

果たして佐野は今後日本代表に復帰できるのか。

そしてマインツで活躍を続けビッグクラブへ移籍するのか。

その動向に注目だ。

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