「NBA」世紀のトレード!レイカーズ加入のドンチッチが八村塁と共闘へ!
ルカ・ドンチッチ(写真:AP/アフロ)
NBA全体に衝撃を与えたトレードは、まさに「世紀のトレード」といえるだろう。
2月3日(日本時間)、マーベリックスのルカ・ドンチッチとレイカーズのアンソニー・デイビスのトレードが成立した。
NBA史上最も衝撃的なトレードは、どのような影響をもたらすのだろうか。
ドンチッチがトレードされた理由は「規律」か
ドンチッチはNBAでも屈指の得点力を誇るオールラウンダーだ。
2024年1月26日に行われたホークス戦では、1試合73得点を記録し、シーズン得点王も獲得した。
所属していたマーベリックスをNBAファイナルに導き、まだ25歳と若く今後のNBAの顔となる選手だ。
そんなドンチッチがトレードされたという衝撃は、NBAだけでなく世界中に広がっている。
10年間はチームの顔としてプレーできる選手を放出してしまったのだから、世界中が驚くのも無理はない。
マーべリックスの放出理由としては、「食事とコンディションに関する規律の欠如」ということだ。
身長201㎝のドンチッチのベスト体重は105㎏程度だが、彼は毎年120㎏近くの体重でトレーニングキャンプに現れる。
それでもシーズンに入れば活躍し、得点王まで獲得しているのだから文句は言えない。
しかし、今シーズンは平均28.1得点8.3リバウンド7.8アシストを記録しているものの、度重なる怪我により22試合しか出場できていない。
度重なる怪我の原因は、間違いなく重い身体にあるわけだが、それをマーベリックス側は問題視した形となる。
ドンチッチは2回目のスーパーマックス延長契約(チームサラリーの最大35%の年俸がもらえる契約)の資格を得る寸前だったが、トレードによりこの資格を失ってしまった。
マーベリックスにとってこれはかなり大きな賭けであるといえるだろう。
スーパースターを手放し、31歳のアンソニー・デイビスを獲得したわけだが、ディフェンスも出来て得点力もある選手を獲得したことで2~3年は安定したチームを作れそうではあるが、「将来性」といった意味ではかなり不安が残る。
八村塁がレブロン&ドンチッチと共にプレーする可能性
Cのアンソニー・デイビスをトレードに放出したことで高さの不安が増したレイカーズだが、これで八村塁とレブロン・ジェームズ、ルカ・ドンチッチの共闘が観られることになる。
八村がトレード要因として放出される懸念はあるが、このままトレード期間(2月6日まで)が終了すれば、この3人の並びが観られるわけだ。
果たしてこの世紀のトレードは両チームにどのような影響をもたらすのか、今後の両チームの試合に注目だ。
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