「MLB」連覇目指すドジャースが契約するのは佐々木朗希か、それともフラハティか
写真:佐々木朗希(YONHAP NEWS/アフロ)
1月14日、ドジャースがFAとなっているジャック・フラハティと再契約する可能性が出てきたとドジャース専門メディアの『Dodgers Nation』が報じた。
その一方で、1月15日(日本時間)、ポスティングシステムでMLB移籍を目指す佐々木朗希がドジャースと2度目の面談を行うと米スポーツサイトの『The Athletic』が報じており、ドジャースがどちらの投手を獲得するのかに注目が集まっている。
年間通して戦力として計算できるフラハティか、それとも佐々木朗希の可能性か
ドジャースはすでにサイ・ヤング投手のブレイク・スネルを獲得しており、グラスノーや山本由伸というエース級の先発投手もいる。
さらに2ケタ勝利を計算できる大谷翔平が投手としてプレーすることになり、トニー・ゴンソリンもトミー・ジョン手術から復帰を果たす。
この5人で十分にローテーション可能だが、いずれも「年間通して故障なく投げ続ける」といった意味では不安のある投手たちとなるため、6人ローテを採用する可能性もある。
カーショーやトミー・ジョン手術から復帰するダスティン・メイが戦力として計算できれば良いが、ドジャースとしてはもう1人戦力を加えたいと考えているようだ。
候補となるのは2人。
昨季タイガースで7勝、ドジャースで6勝を挙げ年間13勝を挙げたジャック・フラハティと、ポスティングシステムでMLBに挑戦する佐々木朗希だ。
フラハティは実力のある先発投手だが、とにかく「タフ」であるという特徴を持つ。
2024シーズンは28試合に先発し、162回を投げている。
29歳と年齢も若く防御率も3点台を期待できるだけに、フラハティとの契約は「あり」だといえるだろう。
ただし、ポテンシャルという意味では佐々木朗希の方が上であり、将来的な戦力としてドジャースが佐々木獲得を優先する可能性の方が高いのかもしれない。
佐々木との2回目の面談の手応えによって、フラハティと再契約するかどうかを判断するのではないか。
ドジャースがワールドシリーズ2連覇を目指す上で非常に大きな選択となることは間違いなさそうだ。
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