アジアサッカーを牽引する久保建英とイ・ガンインがメガクラブ移籍間近か
写真:イ・ガンイン(ロイター/アフロ)
アジアナンバーワン選手は長らくトッテナムのソン・フンミンであるが、32歳という年齢を踏まえるとそろそろ次世代のスターたちがその称号を奪うタイミングであるといえる。
2025年に入り最もその位置に近い存在となっているのが、日本代表MFの久保建英と韓国代表MFのイ・ガンインだ。
久保建英とイ・ガンインは共にメガクラブから注目される存在に
同じ2001年生まれで体格も似ており、利き足も同じ左ということで、長らくライバル関係であった久保とイ・ガンイン。
マジョルカで共にプレーしたこともある2人は、良きライバルであると同時に親しき友人関係でもある。
共に高いテクニックを持っているが、よりスピードとキレがあるのは久保で、よりアシスト能力が高いのがイ・ガンインといったところか。
23歳の彼らは、すでに母国の代表ではエース級と言っても過言ではなく、欧州サッカーにおいても確かな存在感を放っている。
現時点でより規模が大きいクラブでプレーしているのは、イ・ガンインの方か。
フランス王者パリ・サンジェルマンに所属しており、スタメンとベンチを行き来する立場ではあるものの、6得点2アシストを記録している。
対する久保建英は、リーグの格でいえばフランスのリーグ・アンよりも上のラ・リーガでプレーしているが、クラブの格としてはパリよりもワンランク落ちるレアル・ソシエダでプレーしている。
ただしソシエダでは確かな地位を確立しており、エースと言っても過言ではない選手となっている。
4得点2アシストと数字の面では派手さはないが、ボールを持った時の存在感はまさしく一流選手のそれだ。
そんな2人は今冬にメガクラブへと移籍する可能性がある。
久保はアーセナル、リバプール、アトレティコ・マドリードなどから強い関心を寄せられており、イ・ガンインもマンチェスター・ユナイテッドやアーセナルから関心を持たれている。
もしもプレミアリーグやラ・リーガの強豪クラブへと移籍し活躍するのであれば、いよいよトッテナムのソン・フンミンを超える存在となりえるだろう。
もしかしたら来季以降CLの決勝トーナメントで2人が別々のクラブの選手として対決するような、そんな時が訪れるかもしれない。
今後7~8年は間違いなくアジアの大スターとして君臨していく2人だけに、今後の動向は注目だ。
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