「MLB」打倒ドジャース!西地区ライバルが続々大型補強でハイレベルな争いに
写真:ダルビッシュ有(USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
ワールドシリーズを制覇し、今オフにブレイク・スネルなど大型補強を行い連覇を目指すロサンゼルス・ドジャースだが、同じナショナル・リーグ西地区のライバル球団が続々大型補強を敢行し、「打倒ドジャース」と意気込んでいる。
的確な補強でより強さを増したドジャース
FAとなっていたサイ・ヤング投手のブレイク・スネルやマイケル・コンフォートを獲得し、さらには韓国のスター選手であるキム・ヘソンもドジャース入りとなった。
トライネンやテオスカー・ヘルナンデスらが再契約し、大谷翔平が二刀流を復活させることを踏まえれば、戦力的には間違いなく昨シーズン以上となるだろう。
さらにドジャースは佐々木朗希や優秀なリリーフ投手であるFAのタナー・スコットの獲得も狙っている。
こうした流れを見ると、「今シーズンもドジャースか」と予想したくなるが、実際には独走状態にはならない可能性が高い。
なぜならば、ナショナル・リーグのライバルたちが積極的に補強を敢行しているからだ。
D・バックス、ジャイアンツ、パドレスが戦力強化
まずはダイヤモンド・バックスだ。
2021年のサイ・ヤング投手であるコービン・バーンズを獲得している。
昨シーズン89勝73敗と十分にドジャースと渡り合える強さを誇っていただけに、バーンズの加入でより手強いチームになるだろう。
ジャイアンツもサイ・ヤング賞を3度受賞したことがあるジャスティン・バーランダーを獲得し、さらにはブリュワーズから昨シーズン112打点のウィリー・アダメスも獲得している。
パドレスに関しても、退団選手は多かったが佐々木朗希の獲得を狙っており、戦力UPとなる可能性を秘めている。
ロッキーズ以外の4チーム(ドジャース、パドレス、ダイヤモンド・バックス、ジャイアンツ)が年間90勝を狙える強豪なだけに、新シーズンのナショナル・リーグの西地区はハイレベルな争いが繰り広げられそうだ。
果たして大谷翔平や山本由伸が所属するドジャースはこのハイレベルな競争を勝ち抜き西地区1位を死守できるのか、注目だ。
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