苦しむ2人のスター!ハーランドは得点激減!エムバペは復調もヴィニシウスとの連携に不安
写真:ハーランド(提供:ロイター/アフロ)
プレミアリーグ2年連続得点王ハーランドとリーグ・アン6年連続得点王&ワールドカップ得点王のエムバペが今季苦しんでいる。
サラーやレヴァンドフスキ、ケインといったベテランがそれぞれプレーするリーグで得点を量産する中、彼らを凌駕し時代を築くはずのハーランドやエムバペが爆発できずにいる。
シーズン序盤は爆発もチームの連敗を機にペースが落ちたハーランド
開幕戦でさっそく得点を挙げたマンチェスター・シティのハーランドは、第2節イプスウィッチ戦と第3節のウェストハム戦と2試合連続でハットトリックを達成させるなど、5試合で10得点を挙げる大活躍を見せた。
「今年もプレミアの得点王はハーランドだな」と誰もが確信したことだろう。
しかし、その後は得点ペースが一気に落ちてしまう。
プレミアの13試合で奪った得点はわずか3点。
CLでは圧倒的な格下であるスロヴァンやスパルタ・プラハ戦などで得点を重ねたが、ハイレベルな試合が続くプレミアリーグではチームの連敗もあり得点が取れなくなってきている。
モチベーションも明らかに低下しており、このまま低空飛行のままシーズンを終える可能性もあるかもしれない。
直近8試合で5得点と復調気味のエムバペだが
ハーランドと対照的なシーズンとなっているのがレアル・マドリードでプレーするエムバペだ。
今季からレアルでプレーしているが、チームのエースであるヴィニシウスとの連携がうまくいかずに得点が取れずにいた。(シーズン序盤で5得点を挙げるもPKでの得点が3点)
ヴィニシウスとの連携だけでなくチーム全体にフィットしておらず、チーム内で浮いているようにも見えた。
しかし、ヴィニシウスが負傷により長期離脱すると、徐々にチームに馴染み、直近8試合で5得点(PKでの得点はなし)とかなり本来の実力が出せるようになってきている。
ただしヴィニシウスはすでに復帰を果たしており、エムバペ自身も左足大腿部を負傷し回復途中となっていることから、今後同じように活躍し続けられるかは不明だ。
仮に1月以降もヴィニシウスとの連携が悪ければ(というよりも共に運動量が少なく守備時にプレスをかけないのが大きな問題だが)、チームにも負の影響を及ぼしてしまうことだろう。
果たしてハーランドとエムバペはシーズン後半に欧州サッカーの主役となる活躍を見せることができるのか、注目だ。
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